猫まるさんの投稿した口コミ一覧

際どい「障がい者ブラックジョーク」が連発されて、気づけば見ている側の無意識の壁も取り払われていったような気がします。大富豪で重度の身体障がい者という立場ゆえ腫れ物扱いされる事にうんざりしていたフィリップが、ドリスに興味を持って心を開いていく様子にこちらまでニコニコしてしまいました。フィリップもドリスへの同情ではなく「弟には躾が必要」と言って送り出すのが良かったです。

安いしカロリーは低いものの、味はちょっと・・・パンの味を引き立ててはくれず、「油っぽい何か」でしかないと思ってしまい、パンに塗る以外の用途も見出せず、消費し切るのがちょっと大変でした。だったらバター入りマーガリンなど風味がしっかりしたものを控えめに塗った方が、カロリーもそんなに変わらず美味しいと思いました。

マーガリンの使いやすさと芳醇なバターの風味がバランス良く同居していると思います。滑らかで塗りやすく、気になるトランス脂肪酸の含有量もかなり少なめのように思います。トランス脂肪酸少なめだとあっさりしすぎる傾向がありますが、この商品に関してはしっかりした風味がちゃんと感じられます。

子どもの頃、家で使うバターは大抵これでした。実家では今でも使っているようです。子どもながらに、瓶だと出しにくいな、マーガリンの方が柔らかいのにな、と思っていました。大人になってからはこれ以外のバターも使うようになりましたが、時々無性に戻ってきたくなる懐かしいバターです。料理に使うと香りが引き立つので、白身魚のムニエルなどに使ったりします。

前半はスパイ映画、後半はヒューマン系ストーリーとして楽しめます。前知識なしに観るとすっかり引き込まれます。天才故に凡人とは違う世界線になるのか、それとも普通とは違う世界を生きる故に天才なのか・・・そんな事を考えさせられました。ジョンが見ていた世界は彼を苦しめたけど、間違いなく彼の一部だったのだろうと思いました。一部、同じ病気の人が真似しないようにあえて事実と異なる内容にしたそうで、実話をぼかして描く事も悪いことばかりじゃないと思いました。

結構ガチガチに硬い食感です。甘さは控えめだと思いますが、欲を言えばもう少しビターでもよかったかなと思います。朝に食べることを提唱されていますが、個人的には朝からこれは食べづらい気がするので、午後の小腹が空く時間帯に食べたらちょうど良かったです。

2ndシーズン、楽しみにしていました。単なる続編ではなく、新型コロナウィルスなど新たな問題に立ち向かう内容のようです。２回目まで視聴しましたが、前シーズンから観ている人にとってはかなり衝撃的な事も起こって、すでに目が離せない展開です。個人的にはジュリア先生に幸せになって欲しいです。

ファンタジックだけど現実味もあり、主人公は自由と強さを持っているけど決して異端者ではなく弱い部分もあり、いろんな意味でバランスの良い映画だと思います。チョコ好きにはたまらないシーンが盛りだくさんです。ジョニー・デップは中盤まで出てこないのですが抜群の存在感で、とにかくかっこいいです。最後は古い因習に縛られてきた村だけでなく、主人公もまた北風の宿命から解き放たれ、こちらも心が軽くなりました。

結末はわかっていても緊張してしまいました。経過はどうあれ結果が全て、いざやると腹を決めたらやり切る・・・良くも悪くも「これがアメリカ」という感じです。もし失敗してたら永遠になかったことにしていたと思いますが。もちろん脚色も多いですが、史実を元にしたエンタテインメント作品としてはとても良かったです。実在するかわかりませんが、家政婦さんに幸あれと思わずにいられませんでした。エンドロールまで見ると、俳優たちの再現度の高さがわかります。

お涙頂戴ストーリーかと少し退屈に思いながら見てみたら、全く違いました。可哀想な親子VS意地悪な検事という構図ではなく、どちらも本気で子どものことを考えていました。ある意味ではサムと離れたほうが娘は幸せだし、一緒にいたいという親のエゴで娘を縛っているという見方もできます。でもこの物語の本質は裁判の勝敗ではなく、対極の立場にあった知的障がい者とエリート弁護士にあったと思います。登場人物の中でリタだけは変化して表情が柔らかくなっていきます。養母が本当にいい人だったので、ラストの落としどころにホッとしました。ミシェル・ファイファーがとても綺麗です。