猫まるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

ニキータ [DVD]
  • 投稿日:2020年09月05日
  • この口コミの投票獲得数:0票
4
私にとっては好きな映画ですが、私の周りでは好き嫌いが分かれ、特に女性からの悪評が多いと感じます。低評価の多くは「ニキータに共感できない」というものですが、ニキータが皆んなに共感されるようなキャラだったらこの映画は成立しないと思うので、あれで正解だと思います。冒頭部分だけで彼女の生い立ちが透けて見えます。悪行の限りを尽くした不良が、社会に出ても恋人がいても幸せになれるはずもない。そこに共感など生まれるはずもなく、求められてもいないのだろうと思います。あと晩年のジャンヌ・モローがニキータに「あなたも私と同じ道を?」と聞かれたときの曖昧な笑顔がキュートでした。ラストは観る人によって如何様にも解釈できる終わり方で、フランス映画らしいなと思いました。ただ日本語吹き替えはちょっといただけないです。字幕版の方がすんなり観られました。
Sky Atlas 2000.0 Deluxe (英語) / Wil Tirion (著)
  • 投稿日:2020年09月04日
  • この口コミの投票獲得数:0票
5
古い書籍ですが、夫がこういうのが好きなので誕生日に贈ったら喜ばれました。結構高価ですが、古書店でうまく見つけられたので比較的安く手に入りました。まず、結構かさばります。図面一枚ごとに紙を2つに折り畳んだ状態になっています。狭いスペースだとまともに広げられないです。そのかわり中身は素晴らしく、夫いわく何時間でも見ていられるそうです。星座の図にありがちな人や動物の絵や線が書いていないので、大人マニア向けかもしれません。広げたときに本の綴じ目部分に印刷が被らないように工夫されているのも良かったです。
Never Let Me Go (英語) / Kazuo Ishiguro (著)
  • 投稿日:2020年09月04日
  • この口コミの投票獲得数:0票
4
全文英語の原作が断然おもしろいです。日本語訳も出ていますが、ニュアンスが伝わりきらないというか、翻訳の限界をまざまざと感じてしまいます。作者は日本生まれの英国人です。作品に描かれる世界観は完全に英国寄りですが、胸に迫る悲哀感は日本人の感性が生きているような印象を勝手に持ちました。パブリックスクールを舞台にした物語の冒頭は、なかなか本題には入らず外堀部分のような書き出しですが、読み手をイラつかせる前にジワリジワリと薄皮を剥がすように話が核心に近づいていきます。最後に話の全貌が明らかになったときはゾッとするような恐ろしさと言いようのない虚しさを感じました。主人公たちの境遇があまりに不条理で、胸がギュッとなりました。
セブンプレミアム ななパフェ ストロベリー
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:0票
4
見た目どおりの味でした。バニラアイスの口どけがよく、フルーティなストロベリーソースが爽やかな甘さです。思ったよりもちょうど良い甘さで美味しかったです。ただ、ちょっと私には量が多かったのか味が単調に感じて途中で飽きかけました。何か食感の違う材料が入っていても良かったかも知れません。
イントゥ・ザ・ブルー [CD] / シャカタク
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:2票
4
とても懐かしいです。シャカタクは昔流行ったドラマでよく流れていましたが、海やドライブに合いそうな曲ばかりです。昔通っていたミュージックスクールで他の科の生徒とバンドを組んで発表する機会があり、このアルバムの中から「Deja Vu」と「This Boy is Mine」をコピーしたので特にこの2曲はよく聴きました。演奏自体はそんなに難易度高くはないのですが、独特の雰囲気があるので表現の方が難しい曲だと思いました。もちろん何も考えず聞き流しても心地良いです。人が少なくなっていく夕暮れ間近の海辺で聴きたくなります。
NATURAL [CD] / T-SQUARE
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:1票
4
いつ購入したのかも覚えていませんが、古いCDを整理してたらひょっこり出てきました。改めて聞かなくても、曲名を見ただけでメロディが浮かんでくるほど、当時はよく聞いていました。「Control」のちょっと変則的なリズムのイントロは今でも印象的です。T-SQUARE というとF-1のテーマが有名でしたが、それ以外にも良い曲が沢山あります。「RADIO STAR」はノリが良くていかにもライブ向きな曲で、特に好きでした。「White mane」はピアノでマスターしたくて耳コピでカバーしていたのが懐かしいです。派手じゃないけど透明感のあるメロディが美しい曲です。
TRINITY [CD] / トヌー・ナイソー・トリオ, Tonu Naissoo
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:1票
4
全体的にポップで明るい印象ですが、ただ軽いだけではなく、華やかな曲に仕上がっていると思います。1曲めの「Ida Lupino」は、正直あまり好きな曲ではありませんでした。どことなく取っ付きにくさがあったからです。でもトヌー・ナイソーの演奏で初めて良い曲だと思えました。聴きやすく美しいメロディが印象的です。「The Jitterbug Waltz」は華麗という言葉がピッタリでピアノのテクニックも素晴らしく、生演奏で聴きたくなります。「I’ve Never Been In Love Before」は古いミュージカルの曲ですが、耳にずっと残るメロディが印象的です。
R [CD] / トヌー・ナイソー・トリオ, Tonu Naissoo
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:3票
5
トヌー・ナイソーは好きなアーティストですが、このアルバムは中でもお気に入りです。タイトルの「R」はロックのR。曲のラインナップを見れば一目瞭然です。1曲めからU2で始まり、ストーンズやらGuns N' Rosesやら目白押しです。一番驚いたのはN.E.R.Dの「Sooner or Later」まで入っていた事です。ヒップホップまで料理してしまうとは恐れ入りました。しかもトヌー・ナイソーの手にかかれば美麗なメロディに早変わり。アルバム通して選曲も内容も大満足でした。
LITTLE PEACE [CD] / セルジュ・デラート・トリオ, Serge Delaite
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:3票
5
セルジュ・デラートは何枚か持っていますが、中でもかなり好きな作品です。ジャズだけでなくクラシック好きの方にもお勧めです。爽やかなタッチなのでサラッと聞き流しそうになりますが、中々おもしろい試みが随所に出て来ます。特にバッハとの融合が良かったです。バッハはピアノ曲は作っていないはずなのに、見事に取り入れられています。特に「Petit Prelude BWV 934 / Fly Me to the Moon」はバッハの練習曲から始まって途中で拍子が変わるのに違和感なく曲が移行していて、編曲のテクニックが素晴らしいと思いました。
AS IT COMES [CD] / ドミニク・フィヨン・トリオ, Dominique Fillon
  • 投稿日:2020年09月03日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
このアルバムの中の曲は全てオリジナル曲なので、新鮮な気持ちで聴くことができます。昔から引き継がれるスタンダードの名曲も良いですが、こういうオリジナルの中から将来スタンダードになるよう名曲が出てきたらいいな、と期待しながら聴く楽しみがあります。アルバム全体を通して、透明というか清涼感を感じさせるような曲が多いです。色々なジャンルの音楽から影響を受けている事が窺い知れます。「The Rock」のような明るい曲も良いですし「As it Comes」のしっとりした雰囲気も素敵です。どの曲もメロディが美しいです。
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