コロコロさんの投稿した口コミ一覧

かなり長い年月をかけて続いている作品ですが、いろいろと悩みのある少年たちの学園恋愛ストーリーといったところでしょうか。３人の少年たちを軸に、題名そのまま笑ったりつまずいたり、恋あり友情ありで、話が進んでいきます。部活動、学校行事、修学旅行。高校生活となればなんて楽しいイベントの数々！刊行ペースが遅いのに、ぶれることなく変わらない３人組に時代を全く感じさせません。何故か毎回新鮮な気持ちを与え続けてくれています。

『鋼のの錬金術師』の作者が、自身の酪農経験に基づいて描かれたエッセイです。いつも飲んでいる牛乳、夕食で出される肉類。この本を読むと、それらのありがたさが身に染みます。酪農に関する面白い話、考えさせられる話、読んでいて思わず喜怒哀楽してしまう。畜産への今まで考えられなかったありがたみが芽生えました。

北海道の農業高校を舞台に繰り広げられる青春ストーリー。これまで畜産に関わることのなかった主人公が、広大な自然やそれぞれの生を全うする動物たちに囲まれて、どのように変わっていくのか見ものです。酪農経験者である作者だからこそ描くことの出来る、力強い動物たちの躍動も迫力あります。なかなか知ることの出来ない酪農業や畜産業についても学べて面白いです。

女子高生版サバイバルマンガです。交流キャンプに向かう最中、バスの横転事故により生き残った女子数名。いじめる立場、いじめられる立場、それぞれの立場を持つ彼女たちが、猜疑心や復讐心など、いろいろな思いを交錯させながら、生き残るために立ち向かうお話です。度々ぞっとするシーンもあり、まるでホラー漫画みたいです。その中でも、野外生活になれている女の子が、冷静に判断する姿は見ていてカッコイイ。あまりにも過酷な描写が多いので、ハッピーエンドで終わることを期待しています。

このお話を読んで、この作者さんの本に興味を持つようになりました。明るく元気で、人当たりの良い主人公、花。そして転校先の担任教諭、新堂先生。不登校気味の、陰のある同級生、艶香。三人の間で教師、生徒という枠の中で悩みながらも相手への想いを募らせていきます。絵に温かみがあり、彼らの心情がにじみ出ていて楽しいとき、切ないとき、すぐ感情移入してしまいます（私だけかも知れませんが）

人当たり良いのに容姿に自信のない主人公。コンプレックスを抱きながらも、好きな人のために努力一直線な様子は見ていていじらしいです。でも簡単にうまくいくはずもなく、投げ出したり悩んだり。恋愛している人なら分かることがたくさん描かれています。読んでいて応援してあげたくなります。

かわいい表紙で、カバーめくると中にもさらにカワイイ４コママンガが。表面立てはフワフワした感じのストーリーで、でも、内面の心の機微はこの作者さんの特徴といえるほど、細かく描かれています。高校生の多感な時期、恋愛、友情、家族間のぎこちない触れ合いなどてんこ盛り。問題だけ書き連ねるとシビアなものですが、優しいタッチの絵で緩和されています。

別にこれといってすごい面白いマンガというものでもありません。本当にそのまま、男子高校生の日ごろの様子を切り取った感じです（本当に男子高校生がこんな感じなのかはわかりませんが）。巷のユル系ギャグは殆ど女子ですが、こちらは男子です。ガンガンオンラインで掲載されていますので、気になる方はそちらを試し読みすることをオススメします。

デトロイト・メタル・シティの作者の第２作目のマンガですが、私的には無理でした××下ネタが多すぎて、子供のいらっしゃる家庭ではまず、隠れて読んでください。それなりに気心知れている人でないと、読んでみてとは言えないし、まず、私自身人には勧められません。しかし、２巻辺りから話の展開が少しずつ変化していっているようなので、長い目で見てもいいかも。前作がヒットしただけにこの先もっと面白くなることを期待します。

誰もが羨むお金持ち、才色兼備スーパー中学生が突然の父親の倒産、一気に底辺生活へとなるのですが、彼持ち前の異常なプライド（？）で次々とのし上がっていくお話です。サクセスストーリー、というよりはコメディのような感じで、明るく、底辺生活でもその生活を楽しむ主人公のポジティブさがこのマンガの魅力だと思います。絵がかわいい！というほどでもないけど、女の子が何故かかわいい。行動がかわいいんですね。多分。おもしろいです。