コロコロさんの投稿した口コミ一覧

人々が次々と自殺していくある事件をきっかけに、能力に目覚めた人たち。正義感溢れる主人公と、覚醒してから人格が変わってしまった親友。二人がこの先、どのような展開を迎えるのか、そして地球はどのような変化をもたらすのか、先先が気になる話です。生と死、正しいものはどちらなのか。親友を追いかける旅先で主人公はそれを知ります。絵はスッキリした感じで、女性でも読めそうです。

いきなり東京都心を襲った巨大地震により、目の前全てが大きく変わります。偶然居合わせた中学生の同級生女子と供に家路に着く旅を始めますが・・・。描かれている世界がリアルすぎて恐怖を感じます。後半はちょっと話の展開に強引さが感じられましたが、災害時の、自分の行動をシュミレーションできるような、参考になるところもありましたので、ためになるマンガだと思います。

舞台が昭和初期のような雰囲気で、劇画に近い絵柄が新鮮味を感じます。内容は主人公が有名名門校一の生徒会長になるためにあらゆる手を尽くすのですが、そのための駆け引き、裏切りなど、見ていてハラハラします。最後に笑うのは権力のある人間か、人徳のある人間か。ラストの見当もつかない展開で続きが気になります。

卒業式、ひょんなことで３年前の入学式に戻ってしまった主人公。無愛想で無口で友だちナシの彼が応援団部長である女の子に出会い、入部により運命が大きく変わります。全体的に明るくノリが良く、前向きに話が進んでいくので読んでいてスカッとします。部活の存続や二人の関係、現代に戻れるのか？気になるところがたくさんあり、これから先が楽しみです。

津軽三味線を弾く高校生の主人公。口数が少なく、訛りのある言葉でどことなく影がある。そんな彼が自分の音を探すために上京し、そこで同年代の仲間に出会い、成長していくお話です。演奏の描写に気持ちがこもっていて、見てるだけでも音が聞こえてくるみたい。三味線初心者、ライバルなど登場人物たちの三味線に対する思いも丁寧に描写されていて、話に引き込まれます。三味線マンガなんて貴重なジャンル。これからが楽しみです。

高校野球での自分のミスがきっかけで競艇選手の世界に足を踏み入れた主人公。前作の面白さが自分好みだったために、ちょっと肩透かし食らったような感じです。面白い部分がかなり少なく、読んでて疲れたな～って感じでした。でも、競艇マンガなんて少年誌では珍しいと思いますし、選手たちの努力や苦労なども綿密に描かれていて、相当取材したんだろうな～という作者の意気込みが感じられます。

これを読むまで柔道なんてルールすら知らなかったのですが、そんな私でも楽しく読めてオリンピックでも楽しく試合観戦できるようになりました。舞台は高校生柔道ですが、とにかく明るくて楽しい。スポ根マンガみたいな暑苦しさは全くなく、細かな試合場面もあればギャグも多いのでテンポ良く飽きることなく読めました。

北海道旅行したときにはじめて食べたのですが、色味が濃く、ジャガイモなのに甘くておいしい！しかも噛むとねっとりした濃厚さが味わえます。料理アレンジして食べるより、特に味付けせず、素材のまま蒸らしてバターを塗って食べるのが一番おいしいと思います。寒くなる一歩手前から市場に出る旬の食材なので、時期が限られています。そのせいか、余計に食べたくなります。

スポーツばかりの四コママンガですが、それもスポーツ？と思うようなものばかり。他の作者の本から既出のキャラもでてきますが、話がぜんぜんつながっていないので大丈夫です。作者の本が好きな方は読めると思いますが、一気に読むと飽きてきます。空いた時間にちょくちょく読むといいです

この作者特有の繊密なタッチ、それゆえのグロテスクさもあるのですが、それプラス『笑い』といったところでしょうか。全てがうまく融合されていて面白いです。人々に恐怖を与えるのが大好きな双一が巻き起こす珍事。単純化された絵柄が流行っている今、まさに逆走しているこの作品はある意味貴重。少し昔に出版されたものですが、ぜんぜん古さを感じません。