小説
- 手の中の天秤 (PHP文芸文庫) / 桂 望実 (著)
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4.5(2件の口コミ)
- 手の中の天秤は、司法の話が好きな自分にピッタリだと感じて読んでみることにしました。作中に出てくる執行猶予被害者・遺族預かり制度は架空の司法制度ですが、現実にあっても良い制度ではないかと思いました。執行猶予の判決が出た際に、被害者や遺族が望めば刑務所に入れるのかを決めることができる制度です。被害者や遺族の考えを刑に取り入れるのは画期的な制度だと感じました。考えさせられることが多くありますし、著者の話の作り方が上手いため、あっという間に読み終えました。
(ハゲタカさん 男性 31才 自由業)
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- 正体 / 染井為人 (著)
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4.5(2件の口コミ)
- 染井為人の作品が好きなので、この正体も読んでみることにしました。埼玉一家惨殺事件を起こした死刑囚の少年が脱獄してストーリーが始まります。ストーリーのクオリティが高いですし、人物の心情を上手く表現していることも特徴です。少年は冤罪で死刑になってしまい、冤罪や死刑制度について考えさせられる作品でもあります。平穏に暮らしている人でも、殺人事件の犯人にさせられてしまう恐ろしさを感じました。重い話ですが読みやすく書かれていると評価しています。
(ハゲタカさん 男性 31才 自由業)
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- 悪い夏 (角川文庫) / 染井 為人 (著)
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4.5(2件の口コミ)
- 以前から気になっていた作品で、やっと読むことができました。主人公はケースワーカーの仕事をしています。同僚が女性に肉体関係を迫っていることを知り、確認するために女性の家に向かうのがスタートです。そこから様々な悲劇が起きてきます。生活保護の不正受給や貧困家庭、ヤクザなど現代の日本が抱えている問題を取り上げながらストーリーが展開されていくので、考えさせられることが多くあります。テンポよく話が進むので、読み終えるまであっという間でした。
(ハゲタカさん 男性 31才 自由業)
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- アポロンの嘲笑 / 中山 七里 (著)
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4.5(2件の口コミ)
- アポロンの嘲笑は、何度も読み返している作品です。友人に面白い作品だと教えてもらったことがきっかけで読んでみることにしました。東日本大震災が発生して数日後に、被害者が原発作業員の殺人事件が発生します。被疑者は一度捕まりますが、余震が起きた隙に逃げられてしまいます。原発事故は自然災害が要因で発生したと言われていますが、人災の側面があったことは間違いないです。サスペンスに時事問題を絡めて論じていて、さすがだと感じました。この作品は考えさせられることがたくさんあります。
(ハゲタカさん 男性 31才 自由業)
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- 俺の妹がこんなに可愛いわけがない / 伏見 つかさ
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4.5(2件の口コミ)
- 俺の妹がこんなに可愛いわけがないは、友人に面白いと教えてもらい読んでみることにしました。アニメ化もされたので、知っている方が結構いるかと思われます。面白いストーリーで、読みやすくてかなり気に入りました。美人で勉強やスポーツもできる妹は、スクールカーストの上位に属しています。そんな妹ですが、実はオタクな趣味を持っていました。スクールカーストの上位にいることの厳しさを上手く表現できていて面白かったです。考えさせられることが多くあります。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- ねじの回転 / 恩田 陸
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4.5(2件の口コミ)
- 恩田陸のねじの回転は、何度か読んだことがある作品です。恩田陸の作品が好きなので、これも面白そうだと感じて読んでみることを決めました。2.26事件の歴史を修正しようとするタイムトラベルものです。私は歴史が得意なので、2.26事件を題材にしていますが違和感なく読むことができています。2.26事件のことが分からない方は、基本的な知識を持ってから読むことをおすすめします。作品の世界にどんどん引き込まれるストーリーの面白さはさすがです。読んでみて損はないです。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- 晴れた空 / 半村 良
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4.5(2件の口コミ)
- 晴れた空は何度か読んだことがある作品です。中学生の時に先生から薦められて読んでみることにしたのがきっかけでした。東京大空襲の後に戦争孤児たちが必死に生きていく感動するストーリーです。分かりやすく書かれていますし、話がテンポよく進んでいくため、最後まで飽きずに読むことができます。戦争について考えさせられますし、感動する部分が多くあることも魅力です。面白いストーリーで、作品の世界にいつの間にか引き込まれていきました。これは読んでみるべきです。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- 津軽 / 太宰治
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4.5(2件の口コミ)
- 太宰治の津軽は、何度か読んだことがある作品になります。太宰治の作品は他にも読んだことがありますが、難しくて読みにくいイメージを持っていました。津軽はやさしい表現で書かれていますし、太宰治が思っていることがしっかり感じられて、違和感なく読むことができました。難解な作品を読むことが好きな方には物足りないと思われますが、私はこのくらいの作品がちょうどいいです。津軽の風景が上手く描写されていて、さすが太宰だと思いました。自分の生き方を考えるきっかけになりました。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- 夜ごとの闇の奥底で / 小池 真理子
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4.5(2件の口コミ)
- 小池真理子の夜ごとの闇の奥底では、何度か読んだことがある作品です。友人に面白いと教えてもらい、気になって読んでみることにしました。実際に読んでみて、ストーリーのクオリティが高く、作品の世界にどんどん引きこまれていきました。人の心情が上手く表現されていて、恐怖感がよく伝わってきますし、その場にいたような気持になりました。父親のヤバさもしっかり感じられます。特に後半はハラハラする展開が続いてかなり面白いです。小池真理子さんの他の作品も読んでみようと思いました。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- 八甲田山死の彷徨 / 新田次郎
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4.5(2件の口コミ)
- 八甲田山死の彷徨は、何回か読んでいる作品です。映画化もされている作品なので、話の内容については知っている人が多くいると思われます。明治35年に八甲田山で起きた大規模遭難事件について描かれた作品です。ストーリのクオリティが高く、作品の世界にどんどん引き込まれていきました。自然の恐ろしさがよく描かれていますし、リーダーの責任など考えさせられることがあって読みごたえがあります。リーダーが適切な命令を発していれば、199名もの死者が出ることは無かったはずです。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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