猫まるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

HOMETOWN [CD] / YASUSHI NAKAMURA (ヤスシ・ナカムラ)
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:5票
5
ピアノもドラムも素晴らしいのですが、中村恭士さんはベーシストなので、せっかくならベースにも注目して聴いてみることをお薦めします。「Awesome Beef」での走るようなベースの疾走感や「FRB」でのピアノとの掛け合いは非常にかっこいいです。一番インパクトを覚えたのは「Body and Soul」です。何度も聴いたことのある曲でしたがとても斬新というか、アレンジに驚きました。でも決して嫌味な方向へは行かず、おしゃれに纏まっていて良かったです。
LIVE AT OSAKA CITY MUSEUM OF FINE ARTS [CD] / トヌー・ナイソー・トリオ, Tonu Naissoo
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:6票
5
2011年に大阪で行われたライブの収録CDです。日本で震災があった数ヶ月後にはもう来日してくれていたんだなぁと思うと感慨深いです。いつもより幻想的に聴こえる「My Favorite Things」、叙情的な「Maria」、アレンジがドラマティックな「Love Theme from Sunflower」、会場の熱気が伝わってくるような「Moon and Sand」などなど、どれをとっても素晴らしいです。ラスト曲が流れる頃にはもうずっと終わらないでほしいと思いました。会場で目の前で聴きたかったです。
AZZ JOURNEY [CD] / ビヨルネ・ロストヴォルド・カルテット & トリオ, Bjarne Rostvold
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:6票
5
1961年の音源をCDで復活させたアルバムですが、トランペットの音がとても艶やかで良い音です。曲のラインナップも素晴らしいので、オールドジャズに興味がある人の入門盤としてもお薦めです。どの曲も良いのですが、「Fluted Columns」と「Autumn Leaves」でのドラムがとてもかっこいいです。トランペットもドラムも好きな人には良い作品だと思います。
A LIFETIME TREASURE [CD] / YASUSHI NAKAMURA (ヤスシ・ナカムラ)
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:3票
4
ベーシストの中村恭士さんはニューヨークに拠点を置いて、若い頃から名だたるアーティストのツアーに呼ばれるなど目覚ましい活躍をしている方です。そんな中村さんが率いるトリオのアルバムですので、発売されてすぐ購入したのを覚えています。ニューヨークのジャズクラブにいるかのような音の洪水に圧倒されます。ライブ演奏かと思うほど臨場感があって聞き入ってしまいます。バラード曲の「But Beautiful」はどこまでもお洒落で、「Stablemates」のようなスピード感ある演奏もかっこいいです。一番個人的に気に入っているのは「Viva o Rio de Janeiro」です。
EQUILIBRES [CD] / GILLES HEKIMIAN TRIO, ジル・エキミアン
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:2票
3
マニア向けというか、あまり一般受けはしない感じの作品です。このミュージシャンはこれ以外の録音が見当たらないため、マニアの間で幻の・・・みたいな言われ方をされてたのですが、個人的には好みじゃなかったです。有名なところではマイルス・デイヴィスやホレス・シルヴァーの曲も入っているのですが、本家を聴いてた方が良いというのが正直なところです。整理してたら久しぶりにこのアルバムが出てきたので、我が家では処分行きになると思います。
BECAUSE OF YOU [CD] / ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ, Jos van Beest
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:2票
4
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオの2000年のアルバムです。私はこのトリオのアルバムを何枚も聴きましたし日本でも人気のあるミュージシャンですが、この当時はあまり知られていなかったそうです。「What Are You Doing the Rest of Your Life」「The Shadow of Your Smile」「Because of You」など歌ものが多く収録されているので、全体的に親しみやすい印象です。ハードさも先鋭的なアドリブもないけれど、軽やかで明るい演奏が持ち味です。普段ジャズに馴染みが薄い人でも聴きやすいと思います。
GREENSLEEVES [CD] / クラウス・ヴァイス・トリオ, Klaus Weiss
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:3票
4
1966年の音源で、ポピュラーな曲が多いアルバムです。どこかで聴いたり口ずさんだ曲が入っているので、ジャズを聴き慣れない人でも親しみやすいと思います。例えば「Greensleeves」は有名なイギリス民謡ですし「Dona Dona」は子牛が売られていくあの歌です。「Wade in the Water」はギターを抱えて歌う姿がかっこよかったエヴァ・キャシディの曲ですが、もし聴いたことがないとしても、とてもかっこいい曲なのでお薦めです。「Black Is the Color of My True Loves Hair」は人種問題に立ち向かった女性シンガー、ニーナ・シモンが歌った曲です。このアルバムでのバージョンも素敵ですが、シモンが歌うバージョンも機会があったら是非お薦めです。
ゲッタウェイ [DVD]
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:2票
4
1972年の映画です。後の90年代にリメイク版が製作されていますが、スティーブ・マックイーン主演のこちらの方が断然良いです。「ある愛の詩」で純愛ヒロインを演じたアリ・マッグローが今作ではアウトローなマックイーンの妻役を演じています。ストーリーは銀行強盗をはたらいた夫婦が仲間割れした連中に狙われてメキシコへ逃亡を図る、というものです。バイオレンス映画で、血生臭いシーンもあるので苦手な人はご注意を。マックイーンはやはりアウトローがよく似合います。主人公の夫婦を始め善人はほぼ出てきません。それでも見ているうちに2人が無事に逃げ切れるかとドキドキしてしまいます。最後に車に乗せてくれた気のいいおじさんが唯一の善人でした。息が詰まるようなシーンもも続きますが、ラストでの綺麗な青空が2人の心境を表しているようで、見ている側もどこかホッとしました。
I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD [CD] / ロブ・マドナ・トリオ, Rob Madna
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:3票
4
1976年の音源をCD化したアルバムです。当時は何故か発売される寸前に回収されてしまったという幻の作品だったそうです。派手さはないけれどビル・エヴァンスのような優雅さがあります。昔どういう事情があったのかは分かりませんが、ニーナ・シモンの歌で有名な「I Got it Bad and That Ain't Good」やモンゴメリーの「The End of a Love Affair」などを聴いていると、埋もれたままにならずCDで復活してくれて良かった、と思います。
A BOY FULL OF THOUGHTS [CD] / ベント・エゲルブラダ・トリオ, Berndt Egerbladh
  • 投稿日:2020年09月23日
  • この口コミの投票獲得数:2票
4
北欧らしい感性という事なのかは分かりませんが、独特の陰影のようなを感じます。決して陰鬱ではないけれどストレートに明るくもない雰囲気です。独特の雰囲気は一番最初の曲「A Boy Full of Thoughts」から出ています。ダークな雰囲気もありつつ暗くもない、斬新さを感じます。古い映画音楽である「Days of Wine and Roses」は、原曲はムーディなワルツですが、ここではシンプルで軽やかな仕上がりになっています。全体を通して所々スリル感があり、リラックス感もあり、緩急が程よく付いていると思います。
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