猫まるさんの投稿した口コミ一覧

実話を元にしてヘアメイクも本人そっくり、トランプ大統領も実名で激しく非難され、悪役として描かれています。そのあたりは流石アメリカと思わされました。内容はテレビ業界のセクハラ問題。アメリカでさえ今だにあんな露骨なハラスメントが横行している事に衝撃を受けました。当の女性自身もそれを受け入れないと出世できない、声を挙げれば自分の立場が・・・とダンマリするのでは、アメリカといえどもハラスメントが無くならないわけです。#me too が広まったからこそ作れた作品かもしれません。とは言え日本の#me tooには個人的に違和感を持っているので、本場の#me tooと日本のそれとの違いを感じながら観させて頂きました。

良い意味でバカバカしさが突き抜けていて、面白い作品でした。私は東京生まれなのでお隣の埼玉は身近な存在で、細かい市の名前が出てきて親近感がありました。千葉や神奈川との関係性はいわゆる関東あるあるで、頷きつつ笑ってしまいました。関東以外の人にはピンとこないかも知れないけど、その辺りの配慮もないのが逆に潔いのかもしれません。初めは「埼玉の人怒らないのかな」と思いましたが、怒らずにむしろ喜んで観ていたので、遠慮なく笑えたし「与野は黙ってろ！」で爆笑しました。設定はあり得ない世界ですが、絶妙にリアル感が混ぜられていたり、根底には埼玉愛があるので楽しく見られました。途中でちょっと中弛み感があったのでもう少しコンパクトでも良かったかなと思いました。

読みやすい文章でサラッと読めますし、個人的に共感できる所も多かったです。ただ、日本的な社会で疲弊してしまった人には読むのがきついかもしれないなと思いました。私は他人に良く思われなくても平気な方なのでスラスラ読めましたが、対人関係などでナイーブになりやすい人には辛いかも。トラウマについて触れている部分は8割共感しましたが、アドラーが本当にここまでの事を言ってるのかな？という疑念も湧いてきます。さらっと読む分にはいいけど、あまり鵜呑みには出来ないなと思いました。

東野圭吾さんは好きな作家ですが、この作品に限って言えば私にはイマイチでした。ミステリアスな書き方をしているけれど途中で正体や謎が分かってしまい、どんでん返しが弱かったです。楓という人物には「白夜行」のような魔性のダークヒロイン像を期待したのですが、そのような事もなく。伯朗は楓に引き込まれるというより単に「いつもいやらしい事を考えてる人」みたいになってたのが残念。テレビドラマにもなっていましたが、そちらも挫折しました。

放送時、冒頭の2話くらい見て挫折しました。原作を読んでいたのでどのようにドラマ化されるのかという興味本位で見てみたものの、原作で感じたイマイチ感がそのままだったので。むしろ原作のイマイチ感が増幅されていたかも？と感じました。吉高由里子さんは好きな女優さんですが、演じる楓が魔性っぽさがなくただ非常識な人に見えてしまいました。キャストは豪華ですが、悪い意味で原作に忠実というか登場人物には魅力を感じませんでした。

この手の本は合う・合わないが分かれるのだと思います。私には残念ながら合いませんでした。明るい気持ちになれる内容かと思ったのですが、「何故そのような気持ちになるのか」という分析が中心でした。これを読んで「そうそう、わかる」と救われる人もいると思いますが、それよりも息抜きや気持ちの切り替えについて語った方がタメになるような気がします。中古屋さんで買ったので後悔はしていませんが、定価で買ってたらちょっと残念だったかも。

通常、麺類に食塩を入れるのは麺のコシや日持ちさせる目的だそうですが、このうどんは食塩ゼロでも思ったより食感がしっかりしていました。コシと言うよりギュッと硬めという感じです。トッピングやつゆに気をつければヘルシーなうどんになると思います。表示よりも長め（10分くらい）で煮込むと、ぶつ切りにならずに柔らかいうどんになるので、味をしっかり染み込ませたい時や消化の良いものを食べたい時はあえて長く煮込むのもおすすめです。

以前は長年にわたり愛用していましたが、今はバファリンは避けています。ある日頭痛がするのでいつものように飲んだら激しいアレルギー症状が出てしまいました。もちろんバファリンが悪いわけではありませんが、昔「市販の解熱鎮痛剤は安易に頼ってはダメ」と言われたのは本当だと実感しました。飲んでいた頃は早い効き目に信頼を置いていました。頼り過ぎなければ良い薬だと思います。

我が家にはペットがいるので、こういうものを使うときは慎重になるのですが、メーカーHPで大丈夫だと確認のうえ購入しました。アルコール成分入りでコロナ除菌ができると誤解されたらしく、一時期売り切れや高値になったようでしたが、現在は普通に買えています。スプレーのノズルが固く感じるので、もう少し軽い力でスプレーできるようになってほしいなと思います。消臭効果は他のファブリーズと大きな違いは感じませんでした。

三谷作品だし、結構レビューの評判も良かったので面白そうだと思って見てみましたが、個人的にはイマイチでした。パロディやコメディはどこかにリアルさが混じっていればこそ面白いと思うのですが、この映画は一から十までありえない設定しかなく、かといって突き抜けた面白みがあるわけでもなく。せっかくの豪華な俳優さんたちが陳腐なコントをやらされているように見えてしまいました。政治家や総理をライトに扱ってどこか馬鹿にしてるけど、使い古された小ネタ集という感じで風刺にもなりきれない、痛快さも感じず中途半端な印象でした。中井貴一さんが流石の演技だったのと、キャストが豪華だという点は見ごたえありました。