小説
- 火と汐 (文春文庫) / 松本 清張 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 松本清張さんのサスペンスです。時代背景は古いので、防犯カメラやスマホなどないので、今だともっと簡単に犯人は捕まるだろうという感じはします。昭和の事件の顛末を見ているようでそれはそれで面白いです。妻は京都で不倫旅行、旦那はヨットのレースというところから話は始まります。不倫旅行中に妻が行方不明になってしまいます。自分からの失踪か、不倫相手が犯人か、それとも…という感じです。今のサスペンス小説に比べると手がかりが少ないですが、それも面白いと思います。犯人がいったんわかると、複雑な感じはなく、分かりやすくてよかったです。
(あきこさん 女性 47才 会社員(技術系))
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- 不審者 (集英社文庫) / 伊岡 瞬 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 伊岡瞬先生の本は初めて読みました。あらすじを読んで惹かれました。タイトルの不審者は誰の事を指しているのか。義理の兄の事なのか。はたまたママ友なのか。同級生なのか?みんな怪しく見えますが、真犯人は、ただの怪しい人物ではなかったです。まさかなぁと思ってましたが、真犯人はあの人でした。変な怖さがあり面白かったです。
(たぬきちさん 男性 37才 その他)
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- アメリカひじき・火垂るの墓 / 野坂 昭如
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- あの有名なアニメ「火垂るの墓」の原作が収められた小説集です。この時期にたまに読み返したくなります。昨今、小説や漫画が映画化されると必ず「原作の設定を壊した駄作」などと言う原作ファンが出てきますが、その度に私は「でも火垂るの墓は泣きながら観たんじゃないの?」と冷めた目で見てしまいます。それくらい火垂るの墓はアニメと原作は違います。原作に美しい兄妹愛は出てきません。兄は血の繋がらない妹の面倒を見つつも、自分を優先させ死なせてしまいます。肯定は絶対できないけど単純に非難もできない、そういう苦さが残ります。原作は作家自身の懺悔でもあり、きっと同じような懺悔を抱えた人が沢山いただろうと思います。嫌悪感を覚える世界なのに目を逸らせない、そんな作品です。
(猫まるさん 女性 50才 主婦(主夫))
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- 知ってはいけない明治維新の真実 (SB新書) / 原田伊織 (著)
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- 知ってはいけない明治維新の真実は、何度か読んでいる本です。書店で見つけて、教科書に掲載されていない歴史を学ぶことができると感じて読んでみることにしました。明治維新の中心人物は歴史の教科書でヒーローのようの説明されていましたが、この本を読んでみたら全く異なる印象を抱きました。少し言い過ぎな点は否めませんが、大体は理解できる内容になっています。この本を読めば、教科書の内容がすべて正しいとは限らないことが分かります。歴史が好きな方は読んでみるべきです。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- ぼくらのグリム・ファイル探険〈上・下〉/ 宗田 理 (著)
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- ぼくらシリーズでは珍しい上・下巻で別れています。いつもとは違って戦う相手が悪い大人というより情報ウイルスという世の中に溢れかえっているもので誰が感染しているか分からないのが恐ろしい事です。未成年の事件とか大人の事件でも何故起こしたのか分からない、なにかの影響だとしたら原因をつきとめるしかないです。世界をまたにかける戦いの幕が切っておとされました。
(たぬきちさん 男性 37才 その他)
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- 七月に咲花 / 八月はまた城 (講談社文庫) / 恩田 陸
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- 久しぶりに恩田陸ワールドの世界に行ってきました。こちらは文庫本です。元々は1冊ごとに販売してたのをまとめたものみたいです。少年少女が体験するひと夏の思い出。ミステリーみたいだけどダークファンタジー?だと思います。怖いというより悲しいとか寂しい気持ちが感じられました。隔離されるという事は現代に合ってますよね。
(たぬきちさん 男性 36才 その他)
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- 水属性の魔法使い / 久宝 忠 (著), ノキト (イラスト)
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4.0(1件の口コミ)
- 水属性の魔法使いは、何度か読んだことがある作品です。結構話題になっていたので、試しに読んでみることにしたのがきっかけでした。実際に読んでみて、ストーリーのクオリティが高く、最後まで飽きずに読むことができました。政治や経済などの知識を作品の内容に活かされていることも魅力です。いつの間にか作品の世界に引き込まれていき、夢中になって読める作品だと思いました。また、個性的なキャラクターも作品の魅力を高めています。これは読んでみる価値があります。
(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)
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- 幽霊―或る幼年と青春の物語 (新潮文庫) / 北 杜夫 (著)
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- まず持った感想は、きれいな不思議な雰囲気をもった小説だということ。高校生の主人公が昆虫採取をしている少年に出会い、心寄せ合う中で、過去の自分と現在の自分が混ざり合ったような視点で書かれています。最初に読んだのは、問題集なので、心情を把握していくには良い題材なのでしょう。しかし、読み進めているうちに、問題集の答えに物足りなさを感じるようなもっと深い考えさせられる何かがあるような作品でした。
(あきこさん 女性 45才 会社員(技術系))
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- 博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF) / サイモン ウィンチェスター (著), Simon Winchester (原著), 鈴木 主税 (翻訳)
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- 映画化もされたノンフィクションです。ミステリ小説のような読みやすさはありませんが、かの有名なオックスフォード英語辞典ができるまでを知りたい人にはぴったりです。日本語訳の文章が個人的には読みにくく感じる箇所があり、目線が時々止まったり前行に戻ったりしたのがやや残念。苦にならない方は原文(英語)を読むことをおすすめします。とはいえ内容自体は興味深いもので、2人の狂気じみた天才が手がけたOEDにますます愛着が湧きました。
(猫まるさん 女性 48才 主婦(主夫))
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- つむじダブル / 小路 幸也 (著), 宮下 奈都 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 2人の作家さんの合作です。高校生でバンドに取り組む高校生のお兄ちゃんを小路幸也さんが、柔道に一生懸命に取り組む小学生の妹を宮下奈都さんが描いています。短い1話ごとの話なので、面白く読めます。ひとつの物事について、高校生男子と小学生女子のそれぞれの立場の考え方など比較して読めるのも面白いです。語り口調で書かれているので読みやすいと思います。
(あきこさん 女性 45才 会社員(技術系))
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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