小説
- リリアとトレイズ〈1〉そして二人は旅行に行った / 時雨沢 恵一
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4.0(2件の口コミ)
- 前作アリソンの続編。ぜひ前作シリーズから読んでほしいです。うーモアたっぷりの客観的な文章は読みやすいだけでなく緻密さもあって、ライトノベルに抵抗がある人にもおすすめです。
(potesalaさん 女性 25才 自営業)
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- 君たちに明日はない /垣根涼介
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4.0(2件の口コミ)
- 日本ヒューマンリアクト(だったかな?)という会社に勤める村上、筑波卒のインテリ男子だが、どこかふらふらした印象をウケル。その原因が何によるものかはまだ分からない。ただ、この君たちに明日はないシリーズは読み進めて行く程に面白くなってくる。
(ドライマティーニさん 男性 28才 会社員(営業系))
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- キッドナップ・ツアー (新潮文庫) / 角田 光代 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 角田光代さんの小説です。最初の書き出しが「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」というびっくりな1文です。ユウカイした相手は父親なのです。小学校高学年であれば面白く読めるという感じの文体です。主人公の少女の視点で描かれていますし、最後までユウカイの目的がはっきりとはわかりませんが、自分の子供のころの父親との関係であったり、斜に構えていたころのすかした時代の自分と重なったりで大人になって読んでも面白いと思います。かなり読みやすいので短時間で読めます。
(あきこさん 女性 49才 会社員(技術系))
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- 魔術はささやく (新潮文庫) / 宮部 みゆき (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 宮部みゆきさんのサスペンスです。ひとことで感想をいうと、非常に怖いです。得体のしれない怖さを感じます。最初は何気ない日常なのですが、3人の女性が亡くなります。それも、飛び降りたり、交通事故にあったりと、自殺、事故に見えるようなものです。しかし、それには動機があり、仕組まれた連続殺人事件だとわかったときにぶわっと怖さがきます。読みやすく、面白いです。一気に読めるときに読むのがおすすめです。
(あきこさん 女性 49才 会社員(技術系))
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- 終りに見た街 (小学館文庫 や 22-3) / 山田 太一 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 初めてこの作品を読んだ時は戸惑いと衝撃を受けました。先日この作品のテレビドラマを観たのですが、わかってはいたけどバッドエンドでした。現代から戦時中にタイプスリップする物語は沢山作られてきたけど、このお話は異質だと思います。改めて読み返してみると、文章のリズムが読みやすく、引き込まれてスイスイ読み進めて最後にショックを受けます。単なる反戦ではない、戦争を美化も卑下もしない、ただただ現実を突きつけられるような、言葉を失うラストです。過去の人々に「自分は未来を知っている、この時代でやっていることは愚かだ」なんて言うのは、傲慢なのかも知れないと考えさせられました。
(猫まるさん 女性 52才 主婦(主夫))
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- サウンド・ポスト / 岩城 けい (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 岩城けいさんの小説です。バイオリンが非常に上達した15歳の少女が主人公です。芸術の世界なので、独特の感性や感情があり、師匠のセルゲイ先生との会話はむつかしさがありますが、それ以外のところは、何かに真剣に取り組んでいる人間のジレンマや喜びなど、だれもが感じたことのある心情が描かれていて、共感できる部分が多いと思います。
(あきこさん 女性 48才 会社員(技術系))
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- 大人問題 / 小浜 逸郎 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 現代の大人の不安、悩みを・・・という帯にひかれて読むことにしました。内容は少しむつかしい感じがします。少し前では当たり前だったことを控える傾向にあるものについて、何の意味があるのかなど例を挙げて説明しています。わかりにくいところもありますが、納得できるとこも多くあります。昔ながらの慣習をあまり知らない若い人には読みにくいかなと思います。
(あきこさん 女性 48才 会社員(技術系))
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- 火車 (新潮文庫) / 宮部 みゆき (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 自己破産者、お金にまつわるお話です。殺人事件でもあるけれど、その理由を解明していく刑事の言動に色々考えさせられました。高校、大学生など、子供に読んで欲しい内容でもありました。宮部みゆきさんらしい人間描写。ラストはちょっと不完全燃焼かな。
(てっつーさん 男性 42才 その他)
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- つめたいよるに (新潮文庫) / 江國 香織 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- ショートショートともいえる短編小説が21作含められた作品です。最初の『デューク』という小説では、長年可愛がっていた愛犬を亡くして涙に暮れていた女性が、街で偶然出会った優しい男性に、デートのような楽しい経験を一夜させてもらい、心がほっこりと慰められます。その間、彼女が気になっていた、亡き愛犬のものによく似た男性の仕草・嗜好や、別れ際の「今まで楽しかった」「(あなたを)愛していた」などの不思議な言葉などから、その男性の正体、および現れた目的に読者は気づかされます。私も子供の頃、可愛がっていた愛犬を亡くした経験があり、このストーリーには感情移入できました。この短編集に収められた複数の小説を読んでいくと、「老人は衰えてやがて死んでいき、それにも構わず、若い女性は恋人を作りやがて結婚する」というような作者の月並みな人間観に食傷する部分はありましたが、読者の心を揺さぶる表現力や創造性は秀逸だと感じました。
(こむぎさん 男性 53才 自由業)
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- 凶運の手紙 (角川文庫) / 仁木 悦子 (著)
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4.0(1件の口コミ)
- 『結婚指輪』という藤田朋子さん主演の2時間のサスペンスで見て、面白かったので原作を読みました。ドラマと設定が全く違いましたが、少女に手紙を書くというところは同じでした。昔のものなので、多少、今だと使わない(差別表現と宇言われる)言葉もありましたが、短編で読みやすく面白かったです。
(あきこさん 女性 47才 会社員(技術系))
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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