猫まるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

ウォーペイント [CD] / ザ・ブラック・クロウズ
  • 投稿日:2020年06月24日
  • この口コミの投票獲得数:8票
4
ブラック・クロウズは良く言えば幅広い音楽性、悪く言えば迷走しがちなバンドだと思います。だからこのアルバムが発売された当時は、久しぶりの新作が楽しみな気持ちと「今回は一体どうなっているんだろう」と少し心配な気持ちでした。結果、私は好きでしたが人によってはイマイチかも知れません。全体的にいい意味で脱力系というかまったり濃厚な楽曲が多いです。デビュー当時日本では何故かハードロック系にジャンル分けされていましたが、本来このバンドはサザンロック系なので、こっちが本業(?)なのかも知れません。スカッと疾走感のあるロックが好きな方には物足りないかも知れませんが、曲が素晴らしいのは間違いないと思います。重厚で泥臭いロックが好きな人にはお勧めです。
ビフォア・ザ・フロスト [CD] / ザ・ブラック・クロウズ
  • 投稿日:2020年06月24日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
スタジオに親しいファンだけを入れて5日間、ライブ形式でレコーディングされた・・・これを聞いただけで「親しくないけど行きたかった!」と思いました。オープニングの「Good Morning Captain」や「Kept My Soul」を聞いたらもっと、その場にいた人たちが羨ましくて・・・。当時は一部の曲がダウンロード形式で実質2枚組とされていた事に「いやいや、CDに全部収録してよ」と疑問を持ちましたが、それを覆すほど楽曲が素晴らしかったです。
クロウオロジー [CD] / ザ・ブラック・クロウズ
  • 投稿日:2020年06月24日
  • この口コミの投票獲得数:7票
5
ブラック・クロウズの20周年に発売されたベストアルバムです。全曲アコースティックのバージョンで収録し直したものなので全体的にリラックスムードな感じです。ブラック・クロウズは20年間メンバー入れ替えや活動休止で「まとまらないバンド」 ですが、このアルバム以降は解散まっしぐらとなったのでファンとしてはちょっと寂しいです。でもこのアルバムは聞き応え十分です。アコースティックギターの繊細なイントロがたまりません。中でも「GIRL FROM A PAWNSHOP」の出だしが美しくて、何度も繰り返し聞きたくなります。「GOOD FRIDAY」のブルースハープもカッコいいです。デザイン凝りすぎて、2枚組なのにどっちが1枚目か分かりづらいけど(笑)どっちを聞いても素晴らしいので気になりません。
Southern Harmony & Musical Companion [CD] / ザ・ブラック・クロウズ
  • 投稿日:2020年06月24日
  • この口コミの投票獲得数:3票
5
ブラック・クロウズは90年代によく聞いていたバンドです。このアルバムは確か2ndだったと思いますが、クロウズの中で3本の指に入るくらい好きです。最近のインパクト重視の曲とは違い、イントロからじっくり聞かせてくれます。特に「Thorn In My Pride」「Bad Luck Blue Eyes Goodbye」はイントロだけで泣けそうです。日本では何故かハードロックのジャンルに入ってしまっていたのですが、全然ハードではありません。ブルースの要素が入っていて日本人好みのロックだと個人的には思います。
Naturally [CD] / J.J. Cale
  • 投稿日:2020年06月24日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
1972年に発売されたコンピレーションアルバムなので、音源がやや古い所もありますが、それはそれでレコードのような味わいで好きです。収録されている「After Midnight」はエリック・クラプトンが歌って有名になった曲です。商業的にはクラプトンの方が成功でも、私はやはり本家のJ.J.ケイルが歌う方が好きです。全体的にカントリーロックのようなブルースのようなロカビリーのようなジャズ風味のような・・・といういつもの味わいですが「Magnolia」だけは他と雰囲気が違っていて印象に残っています。
Guitar Man [CD] / J.J. Cale
  • 投稿日:2020年06月23日
  • この口コミの投票獲得数:9票
4
一曲目の「Death in The Wildness」からたっぷりとギターを聞かせてくれます。この人にしては珍しく一曲に5分もかけてると思ったら、最初の1分以上はイントロでした(笑)でも歌いだすまでのこの1分以上がとてもカッコ良いです。J.J.ケイルは残念ながら他界していますが、存命なら多分70代半ばくらいかと思います。今の年齢での「Guitar Man」を聞いてみたいなぁと思いながら、今でも寝る前に聞いています。
THE ROAD TO ESCONDIDO [CD] / J.J. Cale エリック・クラプトン
  • 投稿日:2020年06月23日
  • この口コミの投票獲得数:9票
4
世間的にはクラプトンのアルバムにケイルが参加したみたいな位置付けかもしれませんが、私としては逆に「ケイルが生きている間に共演できて良かったね、クラプトン!」という気持ちです。他のJ.J.ケイルの作品に比べて長めの曲が多いようですし、レイドバックが持ち味のケイルがクラプトンと積極的に絡んでいる様子もあります。逆にクラプトンは力が抜けた雰囲気もあるので、お互いに相手に合わせながら作ったのかな?なんて勝手に思っています。たまにはこんな「やる気があるっぽい」J.J.ケイルも良いです。1日の終わりに何も考えずにぼーっとしながら聞きたい作品です。
Closer to You [CD] / J.J. Cale
  • 投稿日:2020年06月23日
  • この口コミの投票獲得数:6票
4
1曲目「Long Way Home」からカッコいいです。他の歌手ならシャウトの一つもしそうなノリノリの曲なのに、いつもの呟くような脱力系ボーカルがJ.J.ケイルらしさです。他のアルバムでも思うのですが、この人はいつも最後にとびきりカッコいい曲を持ってきて、あっという間にフェイドアウトして「え、終わり?もっと聞きたいのに!」と思わせるアルバムが多い気がします。狙ってやってるんじゃないかと思うくらいです(笑)まぁでも何度聞いても飽きないです。
オーキー [CD] / J.J. Cale
  • 投稿日:2020年06月23日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
派手なビッグヒットを飛ばしたミュージシャンではないのに、何故か時々無性に聞きたくなります。一曲が3分前後しかないのであっという間に聞き終えてしまうけれど、またリピートで聞きたくなります。盛り上げて歌い上げるタイプではなく全体的にシンプルなボーカルが逆に癖になってきます。全部かっこいいのですが、特に好きなのは「ロックン・ロール・レコーズ」「ケイジャン・ムーン」です。
DREAMSVILLE [CD] / ロベルト・オルサー・トリオ, Roberto Olzer, その他
  • 投稿日:2020年06月22日
  • この口コミの投票獲得数:13票
5
ロベルト・オルサーのピアノには不思議な中毒性があって、一度ハマると中々抜け出せなくなってしまいます。確かな技術力あってこその、余計な音を捨てたような潔い美メロが素敵です。ジャズが好きとか嫌いとかジャンルにこだわらず、ぜひ30代以降の大人世代の人達に聞いて欲しいなと思います(もちろん若い方もですが)。どの曲も素敵ですが、個人的に一番好きなのは「Fragile」です。メロディがカッコいいです。
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