猫まるさんの投稿した口コミ一覧

最近のたんぱく質ブームで、とうとう冷凍食品でたんぱく質を補えるようになったのかぁ、と興味を引かれて購入しました。見た目はごく普通のエビグラタンで具材も結構ちゃんと入っていました。ただ肝心の味が、私には無理でした。何というか、生臭い？粉っぽい？ような、独特な風味です。カロリーが低いのでダイエット中にどうしてもグラタンが食べたい人には良いのかも知れませんが、私は体に良いと言われてもリピートはできません。たんぱく質なら他で補います。

東京国立近代美術館内にあるイタリアンレストランです。なんと言っても景色が最高です。春は満開の桜を見ながら食事が楽しめるという贅沢が味わえます。ランチコースは比較的リーズナブルで、桜の季節以外も季節ごとの景色を楽しめます。ディナーは一度だけ利用しましたが、夜の景色もまた格別でした。もちろん景色だけではなくお料理も本格的で美味しかったです。

何回か行った事がありますが、最後に行ったのは2〜3年前、横山大観の生誕150年の企画展でした。日本で最初の国立美術館なだけあって、日本美術のコレクションが豊富です。自然豊かな立地なので窓から見える景色も抜群です。館内にレストランがあり、観賞後にランチコースを食べて北の丸公園を散策して帰るという贅沢な一日を過ごせます。コロナ禍で行くのを控えていましたが、また行きたいです。

何度か訪れたことがあります。星乃珈琲店は都内でもあちこちに店舗があるし値段がとてもリーズナブルなので気軽に立ち寄りやすいです。ふわふわのスフレパンケーキが好きです。フルーツサンドも食べた事があるのですが、甘さ控えめで美味しかったもののパンがいまいちでした。チェーン店ですのでコーヒーやティーはまぁ普通です。

老舗の洋食レストランです。メニューは王道という感じで、誰もが好きそうなものばかりです。ディナータイムしか利用したことがないのですが、常設のコースだけでなく季節の料理を使ったコースもあるので飽きません。もちろんアラカルトも豊富です。アンティーク調の店内と本格洋食で贅沢な気持ちになれます。コロナ禍で足が遠のいていますが、以前は予約して出光美術館の帰りに周辺を散歩してからここで食事するのがたまの楽しみでした。

何度か訪れた事があります。何年前か忘れましたが、仙厓や富岡鉄斎、ジョルジュ・ルオーなど一人の作品にスポットを当てた展示が好きでした。観賞後は皇居の見える席でお茶を飲んでホッとできます。交通アクセスの良い立地なので、観賞後はそのまま銀座を散策して食事してから帰る・・・という風に充実した1日が過ごせます。コロナ流行してからは遠ざかっていますが、また興味深い展示があれば行きたいです。

ジョジョ・モイーズ作の小説で、映画化もされた作品です。本を読むにあたり先に映画を観たのですが、とても良かったです。障がい者男性と話し相手として雇われた女性が心を通わせていくストーリーです。結末については障がい者団体などから批判もあったようですが、いろいろ考えさせられたという意味では良い作品だと思います。障がい者男性は単なる自分勝手には描かれていないし、寄り添う女性も押し付けがましくないので重苦しさはなく、温かい気持ちで読めました。ラストはどうしても切なくなりますが、結末は人によっては良いものだし別の人にとっては悲しいものと映るのだろうと思います。

ルー役のエミリア・クラークがとにかくキュートです。面接のシーンから可愛くて、釘づけになりました。ストーリーはやや出来過ぎな設定ではあるものの、色々と考えさせられる内容でした。尊厳死を選ぶ意思の強いウィルだけど、彼以外誰も望んでいないし、最後までどうなるのだろうとハラハラさせられました。結末には賛否両論あると思いますが、私はこれはこれで良かったと思います。ウィルは尊厳死を望んでいたからこそルーに惹かれたような気がします。

クリント・イーストウッドが監督した作品ですが、出演者は本職の俳優ではありません。実際に列車テロに遭遇した当事者たちが出演しています。パニックムービー的な描き方ではなく、「15時17分パリ行き」に乗車するまでの経緯から丁寧に描かれています。列車テロそのものを描くというよりも3人の若者の半生が中心です。でもただのイタズラ好きだった若者3人がこの日この列車で事件に遭遇したのはすごい偶然だなと思いますし、イーストウッド監督の描き方を観ていると、全ては運命づけられていたのでは？とも思えてきます。

日本語版は読んだ事があって映画も観たことがあります。いつか英語版を読みたいと思っていたのですが、何しろ長いので躊躇していました。思い切って読んでみたところ、やはり面白いですね。さすがはアメリカ文学の名作です。表現はやや古めかしいですが、鯨の生態や本筋の話とは無関係な話が延々と続いていくうちに読者もピークォド号の一員になったような気持ちになっていきます。モビー・ディックを追いかけるシーンも読み応えがあり、対決シーンでは結末を知っているのにドキドキさせられます。前半のゆったり部分とエイハブの復讐にかける場面のメリハリが秀逸です。