るいさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

三びきのやぎのがらがらどん / マーシャ・ブラウン
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:0票
5
表紙の絵は、3匹が歌でも歌っていそうな、のんびりした感じに見えるのですが、お話自体は、トロルとのやり取りにハラハラドキドキします。自分が子供の頃読んだ時には(どうして3匹とも同じ名前なのかな?)と素朴な疑問を持ちました。でも「がらがらどん」という音の響きと、正体の良く分からない「トロル」が怖くて、よく覚えています。子供には、とても人気があります。
おにたのぼうし / あまん きみこ(著), 岩崎 ちひろ(イラスト)
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
節分の日、子鬼のおにたは「おにはーそと!」の声に(おににも、いろいろあるのにな。にんげんいも、いろいろいるみたいに。)と思いながら、しょんぼり逃げ出します。病気の母を看病する女の子に出会い、喜ばせてあげようとするが「…鬼がきて、母の病気が重くなる」の言葉に…。切なくて、心に沁みるお話です。いわさきちひろさんの絵が、おにたの気持ちに寄り添っているように感じます。表紙の、角を隠すためにかぶった麦わら帽子の下の瞳がいじらしいです。
いじわるブッチー / バーバラ ボットナー(著), ペギー ラスマン(イラスト)
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:0票
4
あたし、いじわるしてくるブッチーとは遊びたくないの。でもブッチーが、家に泊まりに来ることになった。あたしはブッチーに反撃する作戦を立てて…。こういう子…居る居る。作者のバーバラは、絵本のあたしと似たような経験があるそうです。自分で知恵を使って、いじめっ子をやっつけるあたしは、とてもたくましいと思います。本の中のママが言う「いろんな人とお友達にならなきゃだめよ」は、自分自身も言ったことのあるセリフで、考えさせられますね。
おかえし / 村山 桂子(著), 織茂 恭子(イラスト)
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:18票
5
隣に引っ越して来たキツネに、あいさつに苺を貰ったタヌキの奥さんは、お返しにタケノコを持って行く。キツネの奥さんは、お返しのお返しに花と花瓶を、タヌキの奥さんは、お返しのお返しのお返しに絵と壺を、キツネの奥さんは、お返しのお返しのお返しのお返しに…と、どんどんエスカレートして、ついには自分の子供まで…。読み聞かせをすると、とても盛り上がります。貰ったタケノコが夕飯に出ているなど、絵の中の細かい仕掛けを探すのも楽しい。子供には、繰り返しやインパクトが受けていると思うが、大人は心当たりがあってニヤリ。(お返しに)…日本人らしい風習ですよね。
くろねこかあさん / 東 君平
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
「くろねこかあさん」は、白と黒だけのインパクトのある絵本です。くろねこかあさんに白猫3匹、黒猫匹の赤ちゃんが生まれます。くろねこかあさんが子育てする様子を、切り絵とリズミカルな言葉で表しています。切り絵のセンスが素晴らしく、感心します。読み聞かせも良いですが、平仮名が読めるようになった位の子供が、自分で読むのに良いと思います。
あめのもりのおくりもの / ふくざわ ゆみこ
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズ4作目です。まず、表紙の紫陽花の美しさに見とれてしまいました。ふくざわさんの、丁寧で温かみのある素敵な絵が気に入っていますが、この本の雨や紫陽花や虹の美しさは、本当に素敵です。雷が怖くて外に出られないクマさんの為に、大雨の中1人で、紫陽花を取りに行くヤマネくん。心配したクマさんは勇気を出して…。いつも相手のことを思いやる2人の、ハラハラしてホッとするお話です。
めざめのもりのいちだいじ / ふくざわ ゆみこ
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:0票
5
「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズ3作目です。冬眠から目覚めたヤマネくんが、崖から落ちそうな蜂の家をみつけて、なんとか助けようと走り回ります。森の仲間たちと協力して、まだまだ寝ていたいクマさんを「クマさん、起きて!」と起こそうとしますが…。春を感じさせるものが、たくさん登場する(目覚めの春のお話)です。子供は、最後のレンゲ畑のページがお気に入りです。
ふゆじたくのおみせ / ふくざわ ゆみこ
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:2票
5
「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズ2作目です。冬の間に必要なものを売る(冬支度のお店)に行ったクマさんとヤマネくんは、お互いに相手にプレゼントしたいものを見つけました。代金のどんぐりを一生懸命に集めますが、お店が売切れ閉店となってしまいます。待っていてくれた店主のリス夫婦は…。心が暖かくなる(初冬のお話)です。自分のことより、自然に相手のことを思える二人が素敵です。そんな二人を支える、森の仲間たちの優しさ・友情があってこそのストーリとなっています。細かく丁寧に描かれた絵がきれいで、手元に置いておきたい1冊です。
もりいちばんのおともだち / ふくざわ ゆみこ
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズ1作目です。小さいものが好きな体の大きなクマさんと、大きいものが好きな体の小さなヤマネくんは、出会ってすぐ仲良しになります。ケーキ屋さんでもらった花の苗を育て、森の仲間たちと収穫パーティーをする、ほのぼのする(秋のお話)です。選ぶものや行動が正反対の二人が、とても微笑ましいです。丁寧に描かれた絵は思わず見入ってしまいます。特に食べ物は大変おいしそうで、ケーキを食べるシーンが好きです。他に、冬・春・夏…それぞれの季節のお話がシリーズ化されています。
いつもちこくのおとこのこ / ジョン・バーニンガム
  • 投稿日:2013年03月09日
  • この口コミの投票獲得数:0票
5
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは、ライオンやワニや高波に襲われて、いつも学校に遅刻してしまいます。先生は話を全く信じてくれず、罰を与えます。ある日、先生がゴリラに襲われて…。主人公の名前(ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー)が子供たちに大受けで、名前を繰り返すだけでゲラゲラ。すぐに覚えて一緒に唱えています。大人が読むと色々な解釈ができ、考えさせられる作品です。作者が10回転校した事と何か関係があるのかな?
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