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授業を前半座学・前半実習・後半座学・後半実習に分け、前半と後半の座学部分では講師が複数レシピにまたがる段取りをまとめて実演しながら講義し、その講義に即して実習部分で生徒が実習する、というスタイルは一見合理的に見える。しかし、生徒各人の調理経験や器用さによって、座学講義の理解度に思ったよりも大きなばらつきが生じる。また、教室が大きくて生徒の人数も多い(最大4名の班分けはあるものの)ため、講師(複数人いるものの)の目が均等に届きにくい。そのため、段取りを顧みずに自分の好きな・目についた・やりたい作業だけ率先して取りかかってどんどん進めてしまうような生徒がいると、誰もそれを制御できず、運悪く一緒に組まされた他の生徒は非常に苦労する羽目になる。講師も事前準備や実践経験が足りないのか、最初から最後まで常にバタバタしているように見受けられた。