SAMSARA-EYEさんの投稿した口コミ一覧

紅葉やひょうたんを象ったものや、落雁など干菓子、砂糖菓子、ゴマや砂糖のかけられた色とりどりの煎餅が入った菊廼舎の富貴寄せ。吹き寄せを捩ったネーミングも縁起が良い。生姜風味のものもあり、風味はどれも素朴な和風のビスケットという味わい。

香りは穏やか、熊笹の様な涼しげな香り。強烈に香らないので就寝前でもくつろいで入れて、目が冴えてしまわない。湯色は淡く、うっすらと緑がかる程度。発汗作用もあるが、汗だくになるほどではない。爽快感のある香りで湯上がりもすっきりし、夏に気持ちが良い。

リニューアルされたワインエキス入りシートマスク。シャトーマルゴーエキス入り、ポリフェノールの赤みがかった美容液をひたひたに含んだシートマスク。シートは薄手でピタッと張り付く。ゼリーというが美容液やシートの感触はいたって普通。とっぷりとした感触の美容液は馴染ませても表面がややベタつくき、気にならなくなるまでしばらくかかるが、程良くしっとり。美白効果は感じなかった。果糖のグレープジュースの様な甘い香り。

ゴム製の細かい突起がついた歯間ブラシ。歯の隙間、歯茎に当たる部分はゴム製のため痛みが少なく、針がね状の物と違い傷つけずに使える。先端部分が簡単に折れ易く、持ち手部分が平たいためやや持ちずらい。ブラシ部分は一本でSSからMサイズまでの太さに対応する。

期間限定、薄黄色のMOWアイス。所々に細かいレモン果実の皮が含まれていて、舌触りも楽しい。舐めていくとレモンの甘酸っぱさを感じ、ＭＯＷのまったりクリーミーさとマイルドな酸味が夏にすっきり食べられる。最初は酸味が新鮮だが、終わり頃には単調なレモン風味で少し飽きてくる。

トルマリンパウダーを配合した洗い流すタイプのパック。うっすらベージュがかった、練り歯磨き粉ほどの固さ。伸びも悪くなく、刺激もなく穏やかな使い心地。パックが段々乾いてくる時の、下の皮膚が引っ張られ、引き攣る感覚も無かった。洗い流してもいつもの手入れだけで鼻の頭など乾いて来ず、しっかり汚れを落とした様なすっぴん感。洗顔だけよりしっとりする。

籐の編み模様を模したペット用キャリー。ペットの重さによるが、キャリー単体での重さも片手で余裕で下げられる重たさ。前後両方にドア、留め具がついているので使い易く、両側開けば嫌がる猫も割と入ってくれ易い。留め具のロックもしっかり手応えがあり、鍵がかかると音がするので安心感がある。

映画版「アズカバンの囚人」。慌ただしく、猛スピードで話が展開していくので登場人物の細かな言動や、表情にまで注視する暇がない。特に一番の要所である、誤解もあった人物との出会い、必死の脱獄まで決意した思いの深さが全く印象に残らず、おざなりな印象。台詞や場面が省かれ過ぎて、粗野な人以上の深いものを感じる暇もなく、残念。その辺りが物足りず、原作を読んだ後の満ち足りた読後感には及ばなかった。

ハリーにとって待ち望んでいた存在、心の支えとなる重要な人物との出会い。映画版では出会い頭は呆気なく、あまりに駆け足過ぎて物足りなかった。ハリーポッター作品を通じて感じられる、ワクワクしたり楽しさだけではない、得体の知れない物への恐ろしさや薄気味の悪さなど、恐れとともに探究心が蘇る作品。

映画版でも今回はあまりせわしなくならず、学園の隅々まで、風景や今作のキーになる登場人物の台詞を丁寧に追いながら楽しむことが出来た。とにかく場面の端々まで目を通すには、情報量が多く一度では足りない。親子間の不和などが描かれ、原作を見返して細部を補いながら見るとより面白い。合間合間に出てくる商魂たくましいウィーズリーの双子や、嘆きのマートルの活躍が面白い。