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水なき雲 / 三浦 綾子
口コミ平均評価
三浦綾子の水なき雲は、何度か読んだことがある作品です。これは本屋でたまたま見つけて、面白そうなストーリーだったので読んでみたのがきっかけでした。この作品は受験生の子供を持つ姉妹の確執を描いたものになります。子供のためではなく、自分のステータスのために受験をさせている親は本当に醜いです。そういう人を上手く描いていて、十分楽しめる作品になっています。こういう親には絶対になりたくないと読んでいて思いました。親のエゴについて考えさせられます。

(ハゲタカさん 男性 28才 自由業)

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華やかな密室 (中公文庫) / 山村 美紗 (著)
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短編集なので読みやすかったです。弁護士と女子大生ホステスのコンビが4つの時間を解いていきます。密室の時間なので謎を解くとすっきりとして気持ちが良いですね。

(ハルさん 女性 40才 主婦(主夫))

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死刑 / 読売新聞社会部
口コミ平均評価
読売新聞社が出した死刑は私も読んだ本になります。これはタイトル通りで死刑について扱った作品になります。様々な立場から客観的に述べられています。実際に読んでみて、改めて被害者遺族が可哀そうだと感じました。死刑を廃止しようとする動きについて多少評価できますが、もっと被害者側に配慮した形で行動するべきです。現在のような形であれば死刑廃止が容認される世論が形成される可能性は少ないと感じています。様々な立場の意見が載っていますが、どうしても加害者側の考えには同意できませんでした。

(ハゲタカさん 男性 23才 学生)

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放浪の戦士 ―デルフィニア戦記 (C・NOVELSファンタジア) / 茅田 砂胡, 沖 麻実也
口コミ平均評価
ファンタジー世界の戦国記という評価が打倒かと思います。古今東西伊勢買い物は多いですが、ファンタジーな分、ちょっと戦争を言うのを扱うには辛い面が大きいです。どうしても現実の兵站と差が出るので、それが扱い切れていない感じです。面白いですが、どうしても其処に引っ掛かるんです。

明星さん 男性 21才 学生)

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婦人公論
口コミ平均評価
婦人公論はたまに母親が見ているので私も借りてみます。ファッションやメイクやダイエットや料理などの内容の雑誌ではなくて、内面的な人間関係の悩みや問題を特集している雑誌なのでとてもためになります。こういった人生相談室のような雑誌は他には無いので参考になります。30代くらいからの女性向けの雑誌です。

(amonさん 女性 26才 パート・アルバイト)

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八日目の蝉 / 角田 光代
口コミ平均評価
八日目の蝉は、一度読んだことがある作品です。映画化もされているので、どういう話なのかは多くの方が知っていると思います。感動する作品として高く評価されているのですが、私はそこまで感動しなかったのが正直な感想です。社会や男性側に向けた批判が多く、読んでいて違和感を抱いてしまいました。作者の主張が強すぎる作品は苦手です。考えさせられる部分が多くあることは評価できますが、大人の身勝手さには全く共感できなかったです。これは賛否が分かれると思います。

(ハゲタカさん 男性 30才 自由業)

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音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉 (中公新書) / 岡田 暁生 (著)
口コミ平均評価
同じ著者の「西洋音楽史」という本が面白かったので、こちらも読んでみました。「自分の音楽の聴き方について自覚的になってみよう」という視点に興味が湧きました。内容は、著者の私的音楽論のようなものなので賛否あると思いますが、私は面白く読めました。音楽をサウンドとして聴くのか、構築物として聴くのか・・・という視点が特に興味深かったです。著者は構築物よりの考えのようですが、私は両方ありかなと思います。昔のようにじっくり目を閉じて耳をすませて曲の構成にまで注意を払い、巨匠の音楽に没頭する・・・なんていう事は現代では中々できないし、誰もが音楽に親しめるようになった事と引き換えに「ながら聴き」に適した音楽が増えたのかなと思うので。自分なりに解釈しながら読み進められる1冊で、読み応えがありました。

猫まるさん 女性 48才 主婦(主夫))

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西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書) / 岡田 暁生 (著)
口コミ平均評価
これはなかなかの名著だと思います。タイトルと表紙の見た目から何だか堅苦しそうな印象ですが、内容はとても面白いです。「クラシック音楽」って、どこからどこまでがクラシックなのか?という所から興味が持てました。筆者はユーモア好きのようで、とても面白い文章で読みやすいです。バッハがバロックの代表みたいに言われる事に物言いをつけたり、ベートーヴェンを「拳を振り上げる無作法」、ストラヴィンスキーを「パクリとつぎはぎ」などと形容しているのもクスッと笑ってしまいました。西洋音楽史を俯瞰的に解説していますが、専門書というわけでもないので、ちょっとでも興味ある方なら気軽に読める一冊だと思います。

猫まるさん 女性 48才 主婦(主夫))

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白 / 原 研哉
口コミ平均評価
最初にこの文章に出会ったのは問題集です。難関私立高校や大学入試でも取り上げられます。デザイナーである筆者が、自分のよく使う色見本帳の『日本の伝統色』から、色と言葉の感覚をいろいろな具体例をもとに書かれています。今の子たちにはあまりなじみのない色の名前も出てきますが、イメージしやすい読みやすい文章で書かれていますし、なんだかほっとする文章です。何かを見るときに、ふとこの文章を思い出すことがあります。

あきこさん 女性 41才 会社員(技術系))

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婦人公論 2013年 8/7号
口コミ平均評価
特集は「かくも恐ろしい、今どきの嫁姑バトル 」です。昔からある嫁姑バトル。読者アンケートの結果を読んだけど、お互いの悪い所ばかり書いていて、なんか言葉がささってきて、あまりいい気分で読む事ができませんでした。牧瀬里穂さんのステキな内面の秘訣や、安藤美姫さんの話は楽しく読む事ができました。

ちびこちゃんさん 女性 40才 主婦(主夫))

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