haruさんの投稿した口コミ一覧

ようこそ ゲスト さん

haruさんのページ

口コミ投稿

植物図鑑 / 有川 浩
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:16票
5
植物図鑑という一見不思議なタイトルですが恋愛小説です。まさに恋愛小説といった感じで幸せな恋愛が読みたい人にはぜひおすすめしたいです。少女マンガが好きな方などには特に好まれるんじゃないでしょうか。思わずキュンとするようなやり取りがたくさんあって、それだけではなく切ない場面や感動もあるすごく満足できます。ぜひ女性に読んでほしい作品です。
恋愛寫眞 もうひとつの物語 / 市川拓司
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:6票
5
『ただ、きみを愛してる』の原作でもある小説です。市川拓司さんの小説は切なくてどうしても涙が出ます。静流のストレートな恋愛感情は可愛くてすごく素敵だと思うし、前向きになれると思います。ラストは悲しくて悲しくて涙が止まらなくなるほどなんですが、切ないだけではなくて温かい気持ちも与えてくれると思います。
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) / 森見 登美彦
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:5票
5
片思いの彼女と接点を持つために奮闘する恋愛物語なのですが、女の子がほんわかしていてとても可愛いです。それに主人公の男の子がすごく頑張って女の子と接点を作ろうとしている様子がなんとも笑えてきます。なかなか恋愛成就の兆しが見えずとじれったくなるほどなんですが、最後にまさかのハッピーエンドが待っていてクセになりそうです。
四畳半神話大系 / 森見登美彦
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
「私」という大学生の主人公の4つの平行世界を描いたお話です。主人公をはじめ、その周りを取り巻く人々はすべてのストーリーに登場し、それぞれの「私」の立場と視点から物語が描かれているので、一つ一つの話を読んで最後にすべてのつながりが見えてくるという面白さがあります。終盤に「こことここでつながるのか!」とわかった瞬間はなんだかとても嬉しくなります。
放課後はミステリーとともに / 東川篤哉
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
探偵部に所属する主人公が様々な謎に出会うお話です。学校などでいろんなミステリーに出会い、主人公や先生などが謎解きをしていきます。文体が読みやすいので、難しい印象は受けませんが謎が解かれていくと「そうだったのか!」と思うような発見があって面白いです。
親指の恋人 / 石田衣良
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:1票
3
出会い系サイトでの出会いから始まる恋愛を描いた話です。現代版ロミオとジュリエットと帯に書いてあり、言うまでもなく悲恋です。今の日本での経済格差について改めて考えさせられました。また出会い系での出会いや自殺サイト、薬の通販などアングラな現代の一面を意識させられると思います。単純に幸せな恋愛小説が読みたい人には向かない小説だと思います。
神様のカルテ / 夏川草介
  • 投稿日:2011年03月31日
  • この口コミの投票獲得数:1票
4
2011年8月末に映画公開が決定している作品です。2010年の本屋大賞で2位を獲得し、著者の夏川草介氏は本作がデビュー作です。本屋に立ち寄るとよく見かけます。私は一冊目と二冊目両方とも買って読みましたが、帯に号泣したというような記述があった割に、涙なく二冊とも読めました。主人公の語り口調が独特で、少し古い言葉が出て来るので正直わかりづらい部分もありました。登場人物は個性的でユニークなので地方病院の過酷な現場が舞台であっても暗い印象は受けす、思わず笑ってしまうようなシーンもあります。全体としてほのぼのとしていて心温まるという言葉がぴったりな小説だと思います。
謎解きはディナーのあとで / 東川篤哉
  • 投稿日:2011年02月11日
  • この口コミの投票獲得数:14票
5
電車の車内広告を見かけて購入しました。本屋大賞ノミネート作品だそうです。作者は東川篤哉・表紙は中村佑介です。ミステリー小説にはあまり興味がなかったのですが、これは面白かったです。短編集なので読みやすいというのもあったのかもしれません。執事の影山とお嬢様とのやり取りが楽しいです。表紙もカラフルでかわいいです。
祝もものき事務所 / 茅田砂胡
  • 投稿日:2011年02月11日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
本屋で偶然見かけて、イラストがきれいだったので買って読みました。なんちゃってミステリーと帯に書いてあるので部類はよくわからないのですが、普通のミステリーとは違って謎ときだとかトリックだとかの話が出てこず、主人公がしでかす偶然によって事件が解決に導かれるという強引な設定。字が小さく1ページ2段構成になっているので文章量は比較的多いと思うのですが、読み始めたらすんなり最後まで読めました。ただ登場人物が多く、しかも名前がそれぞれに読みづらい・覚えづらいものばかりで人物関係図を頭で構成するのが大変でした。展開はありえないと正直思いますが、小説だから許容範囲というかそれが逆に面白く感じるのかと思います。ちなみに挿絵は一切ないので、すこし残念です。
カールじいさんの空飛ぶ家
  • 投稿日:2011年02月11日
  • この口コミの投票獲得数:8票
4
CGアニメは個人的にあまり好きではないので、公開時は観なくてもよいかという印象を持っていましたが、実際観てみると映像も鮮やかでCGならではの可愛さもあるかなと感じました。風船で家ごと空を飛ぶという強引な設定ではありますが、夢があっていいと思います。探検・冒険・勧善懲悪という定番テーマが詰まった話だと思うので、子供が観たほうが楽しめるものだとは思いますが、私は割と好きだと思いました。DVDの特典映像として、短編アニメが入っているのですが、そちらもほのぼのとしていて心温まるよい話でした。
このレビューアをフォローする