ねこるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

ハンサム★スーツ [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:3票
4
あまりにも典型的なストーリーで先が読めてしまいますが、それでもとてもハッピーになれる映画です。友達や恋人、家族でワイワイ言いながら見るのがとてもいいと思います。ドランクドラゴンの塚地武雅さんと森三中の大島美幸さんがとてもチャーミングでした。
陰日向に咲く (単行本) / 劇団ひとり
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:4票
5
劇団ひとりさんが書いたこの本を読んだとき、正直驚きました。ちょっとうまくいかない不器用な生き方の6人を描いたオムニバス(連作)小説。みんな、どこにでも居そうな人たちです。プロットの巧みさに感心し、最後まで一気に読みふけってしまいました。面白くてオススメです。
コーラス [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:1票
5
フランス映画です。現代的な感覚のフランス映画ではなく、ちょっと抑えた色調がノスタルジックな郷愁を誘います。1949年フランスの片田舎で、問題児を矯正するような学校に赴任することになった失業中の音楽教師マチューとコーラスを通して子供たちとの交流が深まっていく・・・といった淡々としたストーリーなのですが、思い描いた結末ではなかったのが面白かったです。役者のほとんどが素人だそうですが、子供たちの無伴奏合唱が実に素晴らしいです。聞き惚れます。
駅 STATION [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:5票
5
1981年に製作された降旗康男監督・高倉健さん主演の映画です。北海道を舞台にした元オリンピック射撃選手の警察官の物語です。厳しさや悲しさ、孤独を描いた倉本聰の脚本は、秀逸です。大晦日の夜、お互いの言いようのない孤独を抱えて寄り添い「舟歌」を見るシーンは最高です。引き込まれました。
学校 [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:2票
5
山田洋次監督の夜間中学校を舞台にした映画です。幅広い年代の生徒が集まる夜間中学校を通して、読めること書けること計算できること、そして夢を見ることががどれだけ大事なことかと思い知らされます。人生の中で大切なことを教えてくれる秀逸の作品です。イノさんのことは、忘れられません。夜間中学校の存続を願います。
ツィゴイネルワイゼン [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:3票
5
鈴木清順監督の最高傑作だと思います。怖くて美しくて斬新かつ大胆な幻想譚で何度も何度も観たくなる摩訶不思議な映画です。「ツィゴイネルワイゼン」のレコードから かすかに聞こえる作曲家サラサーテの肉声。「何度聞いても、何を言っているのか全くわからない」と言うのになぜかその意味を考え、いつしか引き込まれて次第に「夢と現実」の区別がつかなくなっていきます。見終わってもこの映画のもつ空気感のようなものが濃厚に残ります。美しい映画の一つだと思います。
あ・うん [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:7票
5
降旗康男監督が向田邦子さんの同名原作を映画化した秀作だと思います。山の手を舞台にした親友同士の家庭、口にしてしまえばすべてを台無しにしてしまうような危うい関係を細やかに丁寧に描いています。昭和初期、軍国主義が押し寄せる前の幸せな時代の空気がよく分ります。昭和の風景もとても美しい映画です。
スキヤキ・ウエスタン/ジャンゴ
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
コメディ、バイオレンス、ホラーなど、三池崇史監督のあらゆる要素が入っている映画です。黒澤明監督の「用心棒」やセルジオ・レオーネ監督の「高野の用心棒」へのオマージュにあふれた作品で、評価は賛否両論です。伊勢谷友介さんはその美貌で演じる冷血非道な役だったので怖さ倍増でした。桃井かおりさんの女っぷりの良さとかっこよさは、最高でした。
歩いても 歩いても
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:8票
5
夏の終わりに久しぶりに集まったある家族の1日を描いた作品です。何か事件が起こるわけでもなく、どこにでも居るような家族の姿が綴られているだけの話ですが、それぞれの感情の交錯や葛藤や苛立ちが、丁寧に描かれています。是枝裕和監督は、日本の家族の姿の描き方は見事だと思いました。 樹木希林さんの怪演ぶりも見どころです。
それでもボクはやってない [DVD]
  • 投稿日:2010年05月14日
  • この口コミの投票獲得数:3票
5
周防正行監督が痴漢冤罪事件を通じて、日本の刑事裁判の実態を映像化した作品です。ある日電車で「この人、痴漢です。」と言われたことから起こった不条理な世界は、まるでボタンを掛け違えたように、いつもの生活には戻れなくなってしまう。卑劣な痴漢が起こす二重の悲劇と裁判を通して日本の現実を淡々と示した秀作だと思います。
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