SAMSARA-EYEさんの投稿した口コミ一覧

イカキティのクールなメモ帳はダイカットタイプではなく通常のメモ帳型。表紙は函館の夜景をバックに、ラーメンを食べている。イカのコスチュームもぷりんとイカの透ける様な質感がよく出ている。表紙の可愛さだけの見かけ倒しではなく、中のメモ帳のページも多色使いのカラー刷り。２種類の絵柄が楽しめる。ご当地キティの発祥の地である北海道は、ストラップだけではなく、ボールペンやメモ帳も種類が豊富で張り合いがあるというもの。

フレークタイプのツ油漬けツナ。油漬けだがカロリーハーフで、ギトギトしない代わりにそのままでもパサパサし、ごく細かなほぐし身のため、加熱するとバラバラになる。ブロックタイプより存在感が無く、コクと油っこさが加わるだけという感じ。塩分も従来のシーチキンやシーチキン風のものより控えめと感じる。価格はシーチキンの王道 はごろものシーチキンより安くなっている。

ツナの油漬け、水煮など有名無名の商品はたくさん出ているが、シーチキンの商標登録ははごろもフーズによるもの。ブロックタイプの物は噛み締めると歯茎が痒くなってくるが、独特の歯ざわり、噛み味が、無いと淋しい常備菜の一つ。ちびまる子ちゃんは漫画の中でお姉ちゃんとシーチキンのおまけのノートを取り合い、シーチキン、それにしょう油をかけた物だけで何杯でもご飯を食べられると言っていたのを思い出す。私は炒め物に使う方が良い。

映画専門チャンネル のオンラインサイトにあるユニークなコーナー。毎月2回ほどの更新があり、楽しいメニューを紹介してくれる「おうちで映画ごはん」。その月にムービープラスで放送する映画の中から、劇中に登場した漫画めしならぬ映画めしのレシピを再現。特に会員制などはなく、誰でも見られ、利用出来るのもうれしい。単なるおまけのミニコーナーではなく、調味料や材料の分量も細かく指示があり、本格的。バックナンバーも閲覧可能で、『ミスティック・リバー』に登場したという“クルミのウイスキー黒糖キャラメリゼ”と“オレンジピールのウイスキー風味”などがある。利酒師の免許を持つ方がレシピを担当するからか、どのレシピもお酒に合いそう。ごく最近の人気作品が主に取り上げられているが、コアな名作や誰もが知っている旧作も取り上げてほしい。

最近食べた佃煮にも平たけが入っていた。じっくり煮込んでも決して歯ごたえを失わず、うま味を凝縮した味わいに、弾力性のある食感。スーパーなどでは他のキノコよりやや目立たない存在だが、しっとりとしたややアクと苦みのある味。肉厚でも無く、見た目も華やかさはないが煮る、焼く、蒸すどの調理方法もおいしい。

古くからの大阪名物、米菓 粟おこし。色々なメーカーから粟おこしの名で出ているが、実際に原材料にはアワは使われておらず、細かく刻まれた米粒が黄色いアワの様な姿をしていることが由来。甘じょっぱいのにしつこくなく、サクサクと軽い歯ざわりでいくらでも食べられるが、かなり膨張するので食べ過ぎ注意。個包装されているのでちょっとしたバラマキお土産に、持ち歩きにも良い。こちらは綺麗に四角くカットされているが、正方形や一口サイズなどメーカーによって色々あるのが面白い。

見た目はおまんじゅうか焼き餅。餡を包む餅の生地は、求肥よりしっかり、ムッチリし、お餅より粘り気や弾力の無い独特の質感に感触。みたらし餡も透明感のある蜜の様な味わいで、醤油の香ばしさや甘辛さはぐっと控えめになっている。一つがおちょぼ口の人に良い、一口よりも更に小さなサイズで、家族の多い人への手土産には１２個入りの一箱では少ない。ペットリと容器に張り付いているので気をつけて矧がさないと破れて中身が出てしまうデリケートなお餅。個包装されていない上に、乾くと強張るため日もちがしない。

和歌山県の紀の川市。現在の紀の川市出身で、世界で初めて自作の全身麻酔による乳癌手術に成功した華岡青洲の旧居跡へ駅から遠いため、車で行った。門から入った道の脇。手の届くほんの先に、囲いはあるが、トリカブトが植えてあってビックリ。華岡青洲は映画の中で麻酔薬を‘まんだらけ’と呼び、妻の了承を得て実験を繰り返した後、全身用麻酔薬としての使用に成功した。家は中には確か入れず、外から覗くように見るかたち。中には青洲を模した人形が座っているが、映画で主演を務めた市川雷蔵には似ていなかった。

世界最古の木造建築であり、奈良県人の誇り 法隆寺のほぼ隣。歩いて２、３分の距離にあり、法隆寺と比べるとごくごく小規模な尼寺。手の平に乗るほど、本当に小粒のサイズ。ただし、そこには美術史上、あまりに有名な弥勒菩薩の像がある。素材は木製だがつやがあり、京都広隆寺の弥勒菩薩像と２トップであるが個人的にはこちらが好み。魅力は、静かな微笑みを浮かべ、人を深い瞑想に誘う面持ちと眼差し。常設され、常に見ることが出来る。観光客もじっと像を見つめ、なかなか動こうとしない。収蔵されている天寿国繍帳残闕の曼陀羅はレプリカだが、本物に負けず劣らず真に迫る。レプリカではあるが、厳かな気持ちになった。中宮寺の建物そのものは創建当時のものは一切無く、古い池に浮かぶ形で鉄筋のお堂が立っている。お隣りの法隆寺の境内は甲子園球場並に広いため、散策する際は大人でも迷子に注意。

世界に轟く最古の木造建築で斑鳩町の宝、法隆寺。長く続く回廊は広大な境内の景色を余すところなく堪能出来る。戦災を免れたため、今に至るまで一度も焼け出されること無く、創建当時の偉容を誇る。回廊の格子の木の角度を腰板に対して直角ではなく、斜めに据えていることによって、外の景色を遮られることなく見物出来る様にした古の匠の技が見事。アメリカンショートヘアー風の人懐っこい野猫が住み着いている。アクセスは便利、近鉄奈良駅からバスが出ている。傍にある尼寺の中宮寺はご近所さん。本の２、３分で辿り着けるので方向音痴の人でもバッチリ迷わない。