エアチャリオットさんの投稿した口コミ一覧

スズキのクルマだけどハンガリー生産の輸入車。オペルにOEMされ、ヨーロッパではオペル・アギーラの名前で販売されている。シートも足も硬め。硬質な乗り味できびきび走る感じは他の国産コンパクトカーにはないテイスト。完全に欧州車。女性向けを意識したCM展開をしているけれど、走り好きの男性にも受けるような硬派な乗り味だと思う。シート位置はやや高めでリラックスした姿勢で運転する感じではないけれど、目線が高くて運転は楽。ガラス面積も広くて開放感もある。後席も大人が十分に乗れる広さが確保されている。その一方、荷室はあまり広くない。ウインカーの音はちょっと高めで個性的。輸入販売ということもあり、販売台数が多くないからあまり街中で見かけないけれど、それはそれで長所かもしれない。123.9万円という価格の割に安全装備もヨーロッパ仕込みで充実していて、出来はかなりいいと思う。

乗り心地はしなやか系。ターボモデルでなくてもエンジンは非力な印象はなく、街乗りならば十分以上の走りが楽しめる。キビキビというほどではないが軽快に走ってくれる。ボディの軽さが効いている。角張ったデザインは車両感覚が掴みやすく運転がしやすい上に、室内空間も広々としているので居心地がいい。後席は初代に比べてかなり広くなった。ただし、後席はシートスライドがないので、荷室容量は少なめ。ベビーカーなどはちょっと積みにくい。初代は雰囲気だけのクルマと言っても過言ではなかったけれど、2代目になって走りを中心に大きく進化してかなりいいクルマになったと思う。

レンタカーで京都市内を12時間走った感想。ほぼコンパクトカーに勝るとも劣らない走り。エンジンのうなりも少なく、乗り心地も十分に快適。街中メインで使うのがベストだとは思うけど、ちょっと速度を上げても不安感はない。先代まではそれほど広くなかった後席もこの代ではかなり広くなって快適性が増した。後席はスライドするので、ケースバイケースで荷室を広げることもでき、実用性も向上している。これまではライバルのムーヴに走りでも質感でも快適性でも劣る印象で、人気のワゴンR、実力のムーヴという感じだったが、4代目になって大幅に改善していると思う。

毎月20日発売の自動車雑誌。国産車中心のバイヤーズガイド。今売っている国産車ではどんなクルマがあるのかを概観するのに適している。詳しいことは載っていないけれど、長所、短所の指摘があるので、ざっくりどんなクルマかを把握することはできる。あまりクルマに詳しくない人への入門書的雑誌という印象。全体的にカーライフジャーナリスト渡辺陽一郎の色が強いのが特徴。エッセイ「斬り捨て御免」は面白い。

マイルドな味わい。190ml缶の商品の中ではコーヒ感もミルク感も結構ある方かもしれないが、それ程特徴的な個性があるわけではない気がする。缶はワイドマウスで香りが広がることを売りにしているが、それ程特徴的な香りがあるわけではない。良くも悪くもふつう。雰囲気が気に入れば。

強いくせがなくあたりの柔らかいマイルドな味わい。ただ、缶コーヒーに比べれば味もコクもあるけれど、あくまで簡易に飲めるコーヒーとしてはまあまあかなぁ、という感じ。コーヒーにこだわりがある人が満足できるよういなものではない。甘さもきつくは無いけれど、もう少し控え目でもいいのではないかという印象。

とても視界が広い。開放感があるので気持ちがいい。サイドや後方の見切りも抜群。運転しやすいし安心感がある。エンジンはNAだが、静粛性も動力性能もまずまず。軽自動車としてはかなりレベルが高く不満は感じない。後席はかなり広く、後ろに座っても快適に移動できそうな空間がある。シートもなかなかいい。ただし、その分荷室は若干小さめ。それでもライバルのラパンよりは広い。全体的に非常に使いやすそうなクルマ。目立った不満箇所はないが、着座位置が少々高いのと、クリープがちょっと強めなのが気になった。

発進時、エンジン回転が先で加速が後というCVTっぽい感じがする。加速時のエンジン音はかなり大きめ。コストの制約から遮音材をケチッたということなのでこれはやむを得ない。ただし、アクセルペダルはあまり踏み込まずに加速できるので余裕のあるような運転ができる。ハンドリングのフィーリングと合わせ、進化を感じる部分。アイドリング時の振動はそれなり。この辺も価格相応であることを感じる。小回りはかなり効き、引き続き扱いやすい。

まず印象的なのは良好な視界。エンジン音は3気筒の限界を感じるが、軽自動車としてはトップクラスの静粛性。走行感覚はとても自然。背は高く大きく広く感じるが、実際の車幅は短いのでやっぱり扱いやすい。内装の質感もよく、特にリアシートは座り心地もなかなかの出来。ただ、フロントシートは座面長がもう少し欲しい。リアシートはスライドするので荷室は広がるが、荷室を広げるためにリアシートを前に寄せると後席の乗降性が悪くなる。この辺はリアドアがヒンジ式ゆえ仕方がない部分。シートは下げて広く使うのが基本らしい。

実際かなり重量があるので当然だけどかなり重厚な走り味。しかしハイブリッドのおかげでかなり力強く加速も気持ちよくしてくれる。ハイブリッドであっても一定以上の速度ではエンジンも回るわけで、その際にはやっぱり6気筒は静粛性、音の質感共にアドバンテージあり。高いだけのことはある感じ。もちろん、内外装の質感は高い。発売から5年経っているけれど十分にこのクラスで勝負になるレベル。