映画 架空OL日記 [DVD]の口コミレビュー

架空OL日記は原作と脚本、主演がバカリズムで、ドラマも人気が結構高かったので映画も観てみることにしました。OLの更衣室などでの会話を面白く表現できていて、さすがバカリズムだと思いました。サスペンスやアクションには無い魅力が感じられます。映画にするほどの作品かといったら疑問はありますが、架空OL日記を多くの人に知ってもらえる機会になるので、悪くない選択だったと思われます。リラックスしながら観る作品にピッタリです。メイキングなどの特典映像も良かったです。

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お正月に地上波で放送していたのをたまたま見て面白かった映画です。予備知識が全く無い状態から観ましたが、バカリズムさんが原作も脚本も主演もしている作品。原作？はブログなんですね。ドラマも放送されていたようです。登場人物は銀行勤務のOLで主に描かれているのは勤務時間外の更衣室でのやりとり。絵面はかなり地味ですがそれが逆にリアルでした。女性なら「わかるわかる」と共感するシーンや台詞が多くて見ごたえがあります。特にコンセントの取り合い→電源タップの導入のシーンはリアルで面白いなあと思いました。トイレで食後の歯磨きしつつ世間話のシーンなんかもあるあるですね。感情移入できます。絶妙だと思ったのはラストシーンかな。タイトルの通り主人公は「架空のOL」なのですが、映画の中では職場や同僚は実在しているんです。なのでラストで主人公が銀行に行った帰りに「さっきの人、芸人さんよ」というやりとりが行われます。視聴しながら「ラストは夢オチで全員架空の人物なんだろうな」と思っていたのでそこはいい意味で裏切られましたね。架空の世界から現実の世界に切り替わったときのノイズが入る演出も良かったと思います。繰り返し観たい作品ですし、DVDも出ているようなので購入したいなと思っています。

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