コールドゲーム (新潮文庫) / 荻原 浩 (著)の口コミレビュー

個人的には好きな萩原作品とは言い切れないです。「海の見える理髪店」や「明日の記憶」は好きでしたが。途中でオチが見えてしまったのは別に良いとして、そのオチへ向かっていく過程が、全体的に中途半端にリアルで中途半端に荒唐無稽な感じが個人的には入り込めず。罪を知らされた光也の「ふざけるな、何もしなかったのはお前も同じだ」というセリフが胸にストンと収まったというか、一番共感できました。加害側も被害側も全員がちょっとずつ何もしなかった罪を背負っているように感じました。勧善懲悪とも言い切れない終わり方が色々考えさせる作品だと思いました。

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荻原浩のコールドゲームは、何度か読んだことがある作品です。萩原浩の作品をいくつか読んだこともあって、この作品も興味を持ったので読んでみることにしました。4年前にイジメにあっていた少年が復習していくストーリーになります。少年たちの心情を上手く表現できていて流石だと感心しました。ストーリーもしっかりしているので、イジメの嫌な部分を感じながらも、作品の面白さに引き込まれていきました。ラストはちょっと物足りなかったですが、全体としてみたら十分面白い作品です。

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いじめにあっていた中学から4年後の高校3年に復讐が始まります。個人的にはいじめにあった事がないので、現実を知っている方からしたら考えが甘いと思われてしまうかもしれませんが、やっぱり理不尽ないじめはやられたらやり返したいですよね。クライマックスは賛否両論あると思いますが個人的にはスッキリしなかったです。

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いじめるられた人が数年後いじめをした人達に復讐するんですが、とても恐ろしかったです。いじめられた人は一生忘れません。いじめた人は覚えてません。いじめはダメ絶対。ミステリー好きにはいいと思いました。色々考えさせられる作品です

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