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- わたしの渡世日記 (上・下) / 高峰 秀子
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5.0(1件の口コミ)
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女優の高峰秀子が、一家あるいは親族の経済的支柱であり続けた小さな頃、俳優の道にどういうきっかけで入ったか、生い立ちから養女になったいきさつなど率直に綴られたエッセイ。的確な人間観察眼があり、文章にはユーモアがあり、とても面白い。非常に率直な書きぶりで、赤裸々に書いていても重苦しくならないのが見事。その中にクスッと笑える面白さがある。非常に物事を冷静に見てるなぁと感じさせられる。また、この本に著者に縁のあった人物として出て来る芸能人、著名人、文化人が梅原龍三郎、谷崎潤一郎など豪華。この本上下巻を通してその書きぶり、生き方に浮ついた感じが無いのは、プロとして、苦労もして、しっかり生きてきたからだなと感じさせられる凄みがある。
(SAMSARA-EYEさん 女性 26才 主婦(主夫))
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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