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この商品の口コミポイント20pt
- スキャンダル / 遠藤周作
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4.0(2件の口コミ)
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結構昔の作品です。佐藤愛子さんのエッセイによく登場する遠藤周作さん(いたずら好きでユーモラス)のイメージがあったので、これを読んだ時は衝撃でした。読んだ直後は、ちょっと後味がよくないというかちょっと気持ち悪いなーと思いましたが、インパクトはすごかった。
(qazwさん 女性 43才 主婦(主夫))
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キリスト教作家である主人公の勝呂は、授賞式で醜く卑しい顔をした自分そっくりの人物を見る。同じ頃から、自分がいかがわしいところへ出入りしているという噂が立ち始める。それは、自分の偽物なのか、自分自身なのか、二重身なのか…。キリスト教信者である作者が自分の奥底にある罪の部分に向かい合い、初老に差し掛かったころ、自分の作り上げた世界が壊れるという恐怖。自分の頭では説明のつかない恐ろしさが描かれています。作者がどんな気持ちで書いたのか…考えさせられる作品です。
(あきこさん 女性 35才 会社員(技術系))
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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