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- ゲド戦記 / アーシュラ・K. ル・グウィン
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4.2(5件の口コミ)
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途中でやや理屈っぽく感じる所があるものの、読み終えるとなんだか深い感銘を受けます。私はファンタジー系はやや苦手ですが、アースシーの世界観は好きです。同じタイトルのアニメ映画もありましたが、そっちは私的にちょっとガッカリな出来だったので、もう一度これを読み返してようやく落ち着きました。
(かずまるさん 女性 39才 主婦(主夫))
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- 阿部一族 / 森鴎外
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4.0(2件の口コミ)
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阿部氏をモデルにした歴史小説です。しかし、阿部氏のやってきた殉死というものの正当化。殉死というものが本当に正解なのか、人の為に死ぬというのがどういう意味なのかを教えてくれる哲学書でもあります。
(明星さん 男性 21才 学生)
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- 目を閉じて心開いて: ほんとうの幸せって何だろう (岩波ジュニア新書) / 三宮 麻由子 (著)
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4.0(1件の口コミ)
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最初に読んだのは、小学生むけの問題集です。視覚障害を持つ作者がいろいろと社会から疎外されていると感じる出来事や、本当に大切なものは何だろうかと問いかける本です。それぞれに思うことがあり、他の障害の人たちも大変な思いをしているだろうところはあまり書かれず、視覚障害の人の苦悩がすごいのだという感じを受けた部分はイマイチでしたが、努力を重ね、自分で切り開いていった作者の努力の部分はやはりいろいろな人に読んでほしい作品でした。
(あきこさん 女性 48才 会社員(技術系))
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- アレフ (岩波文庫) / J.L.ボルヘス (著), 鼓 直 (翻訳)
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4.0(1件の口コミ)
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短編集と聞いて気軽に手に取ったものの、これまでに何度か挑戦しては途中で挫折してきました。とにかく難解で哲学的。物語というよりモチーフを文字化しているような不思議な世界観です。中には少し読みやすい話もあって「死人」という話のオチは面白かったです。時間・夢・無限などのテーマを好む作風のようで、読み手に媚びず知識や感性を求めて来るかのようです。何度か挫折してたまにふと思い出して読み返すたびに少し読みやすくなっている気はします。面倒くさいけど完全に切り捨てることもできず何年かおきに手に取ってしまいます。とにかく好き嫌いが分かれる作風なのは間違いなさそうです。
(猫まるさん 女性 48才 主婦(主夫))
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- 戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫) / スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)
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4.0(1件の口コミ)
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心に深く刺さってくる内容であると同時に、大変貴重な史料でもあると感じました。志願兵として第二次大戦で銃を取り戦った、ソ連軍元女性兵士達の証言が淡々とつづられています。彼女たちの存在は広く知られてはいません。自国のために命がけで戦ったはずなのに差別され、疎まれたからです。自国の男性兵士が相手国の女性に行なった蛮行にも触れています。認識はしていたけれど、勝利国の女性から語られるのはかなり珍しいと思います。読み進めるほどに、彼女達は特別に野蛮で好戦的な女性ではなく、ごく普通の女性たちだと強く感じました。同時に戦後受けた苦しみや差別を思うと胸が苦しくなりました。
(猫まるさん 女性 48才 主婦(主夫))
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- 十七歳の自閉症裁判 寝屋川事件の遺したもの / 佐藤 幹夫
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4.0(1件の口コミ)
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この事件は2005年2月に教師を殺害した少年の話ですが、彼が障害者だった可能性のある事から一切報道がされませんでした。裁判では反省しているのか何が悪いのかが分かってない状態なので難しい所ではあります。本自体は難しいので読みづらかったです
(あみくさん 女性 32才 パート・アルバイト)
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- 文壇アイドル論 / 斎藤美奈子
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4.0(1件の口コミ)
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80~90年代の「文壇アイドル」村上春樹ら他7名の作家論。何名かの作家の小説は読んだ事があったので、彼らがなぜ売れたか、なぜ人気があるのかなどが的確に、面白く書かれています。思わず納得する事ばかりで、その納得させる文章表現能力に、故ナンシー関さんを思い出させます。
(チャンポンさん 女性 34才 主婦(主夫))
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- 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇 / 魯迅 竹内好訳
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4.0(1件の口コミ)
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被害妄想に取りつかれた人の日記を読むという設定です。最初はなぜ犬ににらまれるのか…というところから始まりますが、みんなが自分を食らうのではという被害妄想に発展していきます。読んでいくと当時の中国に興味がわいてくるのを感じました。「善人をけなすと褒めてくれ、悪人を弁護すると褒めてくれた」など考えさせられる部分が多いです。当時の中国の世相を反映しているように思えます。短編で1冊の本に『阿Q世伝』や『饅頭』などと収録されいます。
(あきこさん 女性 35才 会社員(技術系))
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- ホビットの冒険 / J.R.R.トールキン
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3.8(4件の口コミ)
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J.R.R.トールキンのホビットの冒険は、何度か読んだことがある作品です。映画版もあるので、知っている方が多くいるのではないかと思います。最初に読んだのは小学生の時だったはずです。ストーリーのクオリティが高いため、作品の世界にどんどん引き込まれていきました。映画版も観ましたが、本の方が間違いなく面白いです。大人になってからも読んだことがあり、子供の頃の気持ちを思い出しました。子供から大人まで年齢関係なく読むことができるのでおすすめです。
(ハゲタカさん 男性 29才 自由業)
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- 森の生活 ウォールデン / H.D. ソロー
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3.0(1件の口コミ)
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アメリカ文学です。文章的には多少難しい内容がありますが、自給自足の生活や自然が大好きな人には魅力的な内容です。古いアメリカの時代の話なので、ちょっと進み方が遅いと感じるかもしれません。毎日、数ページずつ読んだり、眠る前に読むものとしては最適です。
(べジスタさん 女性 31才 自営業)
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