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この商品の口コミポイント20pt
- くまとやまねこ / 湯本 香樹実, 酒井 駒子
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5.0(2件の口コミ)
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湯本香樹実さんの作品ではほとんど死というものが題材で出てきます。この作品でも同様で、大切な誰かを喪失した悲しみを知り、それを癒すのは否定ではなく時間。そして明日という一歩を踏み出していく姿を描いています。モノクロで描かれた世界が印象的でした。
(ソラさん 男性 32才 会社員(その他))
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絵本、といっても銅版画のような繊細な、ほぼモノクロのイラストで、子どもよりもむしろ大人向けなのかもしれません。仲良くくらしていたくまと小鳥。小鳥が死んだ後、くまは小さな箱に小鳥を入れて、暗い部屋に閉じこもってしまいます。大切な人を失ったときに、時間はそこで止まってしまったかのように思えても、実は確実に流れ、周りも自分自身も変化している。亡くなった人はなくなることでしか残せないものを残し、生きているものはそれを心に留めて生の輝きを生きる。魔法も奇跡も起こらないストーリーですが、生きている、時間が流れる、ということが魔法であり、奇跡なのだと思いました。
(サラビさん 女性 40才 自営業)
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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